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2026.02.10 09:00

銀が7%上昇、アナリストは「貴金属価格が再び急騰する」と予測

Emmanuele Contini/NurPhoto via Getty Images

貴金属市場は、2025年に歴史的な上昇相場を迎えた

貴金属市場は2025年に歴史的な上昇相場を迎え、その勢いは1月の最初の数週間まで続いた。金の価格は2025年を通して65%超上昇し、銀は最大で150%上昇した。アナリストは、この価格急騰の背景として、米国がベネズエラ指導者のニコラス・マドゥロを拘束したことや、イランや欧州諸国と米国との緊張を含む、継続的な地政学的対立、さらにFRBの独立性や利下げに対する懸念を挙げている。加えて、電気自動車やAIの開発における重要な素材である銀の需要も急増している。

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現在開催中のミラノ・コルティナ冬季五輪で授与されるメダルは、金と銀の価格上昇により、これまでで最も高い価値を持つ。オックスフォード・エコノミクスの主任エコノミストであるスティーブン・ヘアは、フォーブスに対し、「金メダル」は実際には500グラムの銀に6グラムの金をメッキしたものであり、その価値は約1940ドル(約30万1000円。1ドル=155円換算)相当になると語った。また、500グラムの銀で作られる銀メダルの価値は約1000ドル(約15万5000円)になるという。ヘアによれば、これらの価値は、ボラティリティを排除したオックスフォードによる2026年の価格予測値(金が4690ドル、銀が64ドル)に基づいて算出された。

一方、テキサス州に拠点を置くディロン・ゲージ・メタルズはより高い価格を基準としており、トロイオンス当たり4967.90ドルのスポット金価格と、銀が87ドルという前提のもと、金メダルは2357ドル(約36万5000円)、銀メダルは1399ドル(約21万7000円)の価値を持つとしている。

forbes.com原文

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翻訳=江津拓哉

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