冬の防災を「今あるもの」から考える
冬の防災を考える際、必ずしも新しい専用品を買い足す必要はない。今回の調査元が勧めているのは「今あるアウターや靴に強力な防水加工を施す」ということ。それも専門店で特殊な防水加工を施してもらうのではなく、強力な防水スプレーがあれば、自宅で、家にあらゆるものを「防水加工」することができる。

プレスリリースより
普段活用しているアウターや靴が雨や雪を防げる状態であれば、避難時の体温低下リスクは低くなるだろう。防災を「特別な準備」として重荷に感じるのではなく、日常品を前提に考えてみるとより現実的な対策につながる。
防災と日常は地続き
防災の観念から少し離れてみよう。近年、夏と冬が長くなり、春や秋の穏やかな時期が短くなったと感じる人も多いだろう。薄手のコートを羽織る機会が減って、筆者もここ数年袖を通してないスプリングコートなどを処分しようかと悩んでいた。
友人の中には「薄手のコートを防水加工にしてレインコートにする予定」と語る人もいる。確かに、普段着ているコートや靴を防水して防災の視点で見直すという発想は新しいと思った。野外イベントや野外フェス参加時の突然の雨などにも「日常着・日用品を防水加工にした」ことで、「濡れて冷える」などを防ぐことができる。
防災を「非常時のための特別な備え」として構えるのではなく、日常の延長線上で考えてみるのは、無駄が抑えられる上に、日頃のさまざまなシーンでも役に立つのではないか。防水スプレー以外にも、「日常の延長線」で工夫できる防災グッズはまだまだありそうだ。


