2026.02.08 12:30

世界最高の車は? 「ワールド・カー・アワード」最終候補車が発表

トヨタ RAV4 GR SPORT(Toyota)

トヨタ RAV4 GR SPORT(Toyota)

今年も「ワールド・カー・アワード(World Car Awards)」の選考が佳境に入る時期となった。世界各地の100人を超えるジャーナリストによって選ばれた新型車の中から、その頂点に立つ「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」が4月のニューヨーク国際自動車ショーで発表される。

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2026ワールド・カー・アワードの審査対象となるのは、2025年1月1日から2026年3月30日までの14カ月間に、2つ以上の大陸にまたがる2つの主要市場(中国、欧州、インド、日本、 韓国、ラテンアメリカ、米国)で販売されている新型車または大幅改良車。年間生産台数が1万台以上、主要市場において高級車より低い価格帯で販売されているモデルという条件もある。各地域の審査員たちはそのすべての新車に試乗した後、一次投票を行い、100車種以上の候補車をわずか10台に絞り込んだ。さらに5つの部門賞ごとに各5台ずつの最終候補車が選ばれた。

そして本当の勝負がここから始まる。これらの中から各部門ごとに最高の1台が決まるのだ。

最終候補車から見えてくる興味深い世界情勢

米国では電気自動車(EV)が苦戦する一方で、世界的に見ればその輝きは継続している。ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーの最終候補10台の中で7台がEVであり、興味深いことにフルモデルチェンジした日産の新型リーフがワールド・カー・オブ・ザ・イヤーとワールド・エレクトリックカー・オブ・ザ・イヤーの2部門でノミネートされている。

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日産 リーフ(Nissan)
日産 リーフ(Nissan)

最終候補の数では韓国のヒョンデが首位に立っている。大型SUVのパリセードや3列シートを備えたEVのIONIQ 9(アイオニック ナイン)など4車種が5部門でノミネートされている。続いてアウディの3車種が計4つの最終候補を勝ち取った。メルセデス・ベンツとBMWはどちらも2車種で3部門。これらのメーカーの最終候補車にはEVと内燃自動車の両方が含まれているが、キア(起亜)は今回、EVのみ3車種を計2部門に送り込んだ。

ヒョンデ パリセード(Hyundai)
ヒョンデ パリセード(Hyundai)

中国車で最終候補に残ったのは4車種のみ。多くの中国ブランドが欧州、南アジア、南米で販売台数を伸ばしていることを考えると意外な結果だ。そのうち3車種は「ワールド・アーバンカー」部門だ。この部門は、都市部での運転を想定して設計された人口密集地域に最適な小型車を対象としている。

以下に各部門ごとの最終候補車リストと自動車ジャーナリストたちの注目を浴びている車種、さらにこれらのクルマの大半に試乗した経験に基づく筆者の予想を紹介していこう。

次ページ > ワールド・カー・アワード最終候補

翻訳=日下部博一

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