起業家

2026.02.15 09:00

AIスキル格差広がる、ソロプレナーが追いつき「1人でチーム並みの成果」を出す方法

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自動化ではなく売上に集中を

英国では3年以上続く企業は約50%に過ぎない。成功を決めるのは自動化ではなく、利益に集中し続けられるかどうかだ。創業1年目に創業者は1つのツールを使って思考を整理し、大きな自信を持って前進することを優先すべきだ。「AIを使って強固な基盤を築き、プロセスの最適化は後から行えばいい」とホイットニーは語る。「最も価値あるリソース、つまり創業者自身を消耗させずにAIの習熟度をゆっくり高めていけばいい」

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AI格差拡大のリスク

AI格差の拡大はソロプレナー経済の「二極化した速度」につながる可能性が高い。AIを日々の実行に組み込んだ創業者は、実質的に小さなチーム並みの能力で動けるようになり、より多くの実験を行い、より速く改善し、より低い固定費で顧客対応ができる。AIを活用しない創業者は利益率とスピードという点で継続的な圧力を受けることになる。

重要なのは、顧客はソロプレナーを他の個人事業と比較しないという点だ。顧客はこれまでにどこかで体験した最高の顧客体験と比較する。AIはその基準線を引き上げる。

「市場全体で見れば、AIは参入障壁を下げ、起業に追い風になるはずだ。より少ない資本でビジネスを始められる人が増える」とルイフはは言う。「だが、スキルやプレイブック、実装支援が限られたネットワークに集中すれば、その優位性はどんどん増幅し、格差は自己強化されていく。ディストリビューションも変わっている。AIによる検索や会話型検索が進化すれば、顧客は世界中からニッチな商品や専門サービスを見つけられるようになる。個性のあるソロプレナーにとって大きなチャンスが生まれることになるが、その需要が到来したときにオペレーション面で準備が整っている人だけがそのチャンスをつかめる」と語る。

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forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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