動画配信サービスNetflixは1月27日、2026年に配信予定の日本の新作タイトルを紹介するラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」を開催した。本イベントは、1月に米ロサンゼルス・ハリウッドでの開催を皮切りに世界各国で実施されており、日本での開催は今回で3回目となる。
日本発作品の視聴時間が過去最大規模で拡大
まず冒頭にNetflixコンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆が登壇。2025年の成果と2026年に向けた事業戦略の方向性を示した。
2025年の成功事例として挙げられたのが、実写シリーズ「今際の国のアリス」だ。日本発実写作品として初めてシーズン3に到達し、世界的な視聴規模を拡大。IPとしての持続性と国際競争力を証明した。また、岡田准一が主演・プロデューサー・アクションプランナーを兼任する「イクサガミ」は、シーズン2の制作がすでに決定。オールジャパン体制による大型時代劇として、従来のジャンルイメージを更新したと自信を見せた。
アニメ分野では「SAKAMOTO DAYS」が約70の国と地域でグローバルトップ10入りを果たし、日本アニメの国際的な安定需要を裏付けた。ストップモーション作品「My Melody & Kuromi」では表現領域の拡張とアワード獲得につながり、IP活用の多角化も示された。
アンスクリプテッド(恋愛リアリティ、コメディなど、脚本のない)作品では、ヤンキー×恋愛という未到の企画性が話題の「ラブ上等」は、編集段階でヒットを確信したといい、史上最速でシーズン2制作が決定した。既存の「あいの里」「ボーイフレンド」とあわせ、恋愛リアリティーショー分野における競争優位を築いていることが示された。
坂本は「2025年下半期、日本発作品の視聴時間は過去最大規模で世界的に拡大した」と述べ、日本発コンテンツをローカルヒットにとどめず、グローバル成長のドライバーとして位置づける姿勢が明確に打ち出された。



