アジア

2026.02.03 10:30

中国の不動産不況が都市にもたらす「信じがたい機会」──新天地はいかにして上海の象徴になったのか

Costfoto/NurPhoto via Getty Images

再生の鍵を握る規制当局

ウッドは、こうした取り組みが成功するためには、建築の才能だけでなく、デベロッパー、規制当局、金融機関による創造的かつ現実的な思考が不可欠だと語る。元空軍パイロットでもあるウッドは、不動産市場における供給過剰の解消や新たな試みを後押しするため、比較的小規模なコミュニティレベルのプロジェクトについては、より迅速な承認を認めるべきだと述べた。

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またウッドは、2024年の中華人民共和国成立75周年を前に一斉に立ち上げられた大規模プロジェクトについて、進行をあえて緩やかにすることも賢明だと見ている。「すべてを一度に完成させてから次の巨大プロジェクトで学ぶ必要はない。最初の段階で自分たちの誤りを学べる。2年または3年かけて段階的に開業し、最終的にどのような人口構成になるのかを見極める方が良い」と語った。

こうした彼の考え方は、中国の不動産業界の浮き沈みの中で、約30年にわたる設計とビジネスの経験を通じて築かれてきたものであり、中国市場における米国人としての成功物語を今なお支え続けている。

forbes.com原文

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翻訳=江津拓哉

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