WOMEN

2026.02.01 17:00

あなたの価値は仕事だけじゃない──「キャリア依存」から抜け出す6つの方法

Shutterstock.com

自己価値をキャリアから切り離す6つの方法

もしあなたが自分の価値を主に仕事から得ているのなら、バーンアウトや健康への悪影響、さらには仕事を辞めざるを得ない状況にまで追い込まれるのを回避するために、それが完全なアイデンティティになる前に再評価することが重要だ。

advertisement

「これまで以上に、人は仕事のアイデンティティに柔軟になる必要がある。かつて約束されていた安定はもう消えたからだ」とスウォード=ウィリアムズは言う。「世界中で大規模なレイオフが続き、継続的な技術革新がキャリアの軌道に影響を及ぼしている。私たちが取れる最も安全な策は、キャリアを自分のアイデンティティ全てにしないことだ」

下記に、プロフェッショナルが自己価値を仕事から切り離すための、実行可能で現実的な6つの方法を紹介する。スウォード=ウィリアムズは、新刊『Career Comedown』の中でさらに多くの手法や戦略を共有している。

1. 力を2割抜く

仕事で110%力を出そうとするのは疲れる。正直なところ、不可能だ。コップに100%以上の水を溜めようとすれば溢れるように、人は持っている以上を出し続ければ燃え尽きる。ユタ大学ヘルスでマインドフルネスプログラムのディレクターを務めるトリン・マイは、差し障りなく力を20%抜ける場所を探すよう助言する。そうすることで余裕が生まれ、あなた自身と神経系に常に目一杯動く必要はないことを思い出させることができる。

advertisement

2. プライベートでは仕事を切り離す

2016年の研究では、勤務時間外に仕事を切り離す人ほどメンタルヘルスが向上し、さらには仕事のパフォーマンスも向上することが示されている。ワークライフの専門家ナンシー・ロスバードは、仕事と生活を一緒くたにする「インテグレーター」と、2つをきっちり分ける「セグメンター」を区別している。セグメンターは、仕事を職場に置いてくるための儀式や境界線を意図的に作る。例えば、家に入る前に服を着替える、仕事のスペースとプライベートのスペースを分けるなど。こうした習慣を取り入れるとき、自分の価値は仕事だけにあるのではないということを自分に言い聞かせているのだ。

3. 一緒に過ごす人を変える

私たちの振る舞いや自分の価値の定義の仕方は、周りにいる人たちの大きな影響を受けている。もしあなたの周囲の同僚が、同じように仕事とアイデンティティを結びつけている人ばかりなら、同じようにするだけでいつも称賛され、「忙しい=価値」という考えが強化されやすい。あなたに必要なのは「あなたの忙しさには感心しない。あなたの人となりを知りたい」と言い、1人の人間としてあなたとつながってくれる人だ。

4. 生産的ではない時間を確保する

常に成果を求める文化においては、「何かをしている=価値がある」とみなしやすい。だが、ただ存在するための時間を取ること、例えば歩数を記録せずに散歩する、記録せずに趣味を楽しむ、ネットで公開することなくリラックスするといったことは、あなたの価値は生産性で測られるものではないということを思い出させてくれる。純粋に喜びや好奇心、つながりのために活動することは焦点を成果から外し、自分は仕事以上の存在であることを再確認させてくれる。

次ページ > 他人に主導権を渡す

翻訳=溝口慈子

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事