2026.01.27 15:15

人気の東京オートサロンはカスタムでユーザーをつかむ

イタル社による ホンダNSX Tribute by Italdesign 10〜15台の限定生産を予定し、1台が約1億8,000万円になる予想。

イタル社による ホンダNSX Tribute by Italdesign 10〜15台の限定生産を予定し、1台が約1億8,000万円になる予想。

東京オートサロン(以降、TAS)が先週末、幕張メッセで開催された。TASは長年にわたり、東京モーターショー(最近ジャパンモビリティショーに改名)と注目度を競ってきたが、TASの人気は衰えを知らず、年々集客数も増加している。3日間の開催期間中に例年25万人以上を動員している。

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取材をするために海外から500人以上のプレスが駆けつけてくるTASは、現代の自動車ショーのあるべき姿と言える。ジャパンモビリティショーとは違い、TASは主要メーカーの新車やコンセプトカーの発表のほかに、日本の巨大な「自動車カスタマイズコミュニティ」による、ホットでワイルドなチューニングモデルが多数展示されている。クルマ好きたちの「欲しい」を形にしているのだ。それは数字にも表れており、日本の自動車カスタマイズ市場は2022年に約5000億円を生み出し、2030年までに8000億円に達すると予測されている。

メーカーの大胆さてんこ盛り

さて、今回はどんな車が発表されただろう。予想通り、トヨタのGazoo Racing(GR)ブースでは、新型コンセプトカーが披露された。外観の迫力が満タンのGR GTのロングノーズの下に、4.0リッターV8ツインターボのハイブリッドエンジンを搭載し、641馬力を発揮。そのすぐ隣りに置かれたGT3レースカーは、日本のスーパーGTシリーズへの参戦が期待されている。新型レクサスLFAも発表され、その美しいルックスが大いに話題を呼んだ。

TOYOTA GR GT
TOYOTA GR GT

次は日産。長年にわたるニスモのモータースポーツの歴史を受け継ぎ、日産は新型オーラニスモRSコンセプトを発表した。このコンセプトカーは、同社のe-Power 4WDハイブリッドシステムを採用する。ボディにはレッドのアクセント、グリップ力の高いタイヤ、4ピストンブレーキ、そして巨大なルーフスポイラーを備えた、大幅に改造されたボディワークを特徴としている。

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AURA NISMO RS CONCEPT
AURA NISMO RS CONCEPT
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文・写真=ピーター・ライオン

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