北米

2026.01.23 14:00

トランプが「平和評議会」を発足、国連との連携を強調

Chip Somodevilla/Getty Images

トランプの演説は平和評議会の世界的な野心を強調するものだったが、マルコ・ルビオ米国務長官は、当面の最優先課題はガザになるとの見解を示した。ルビオは冒頭でトランプを称賛した上で、平和評議会の役割は「何よりもまず、ガザにおけるこの和平合意を持続的なものにすることだ」と述べた。さらに、「この評議会が必ず行うと私が確信している時間と努力を注げば、ガザは、いま目の前にある課題への集中を失うことなく、世界の他の地域で何が可能かを示す例になると思う」と付け加えた。

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平和評議会のロゴは、両側にオリーブの枝に囲まれた地球を描いており、国連のロゴと一定の類似性がある。ただし決定的な違いもある。平和評議会の地球は米国を中心に据え、北米と南米の一部のみが描かれているのに対し、国連の地球は北極を中心に世界全体を示している。また、平和評議会のロゴは、国連の白と淡い青ではなく、金色の地球を採用している。

トランプの義理の息子であるジャレッド・クシュナーも壇上でプレゼンテーションを行い、紛争終結後のガザ再建の可能性について語った。クシュナーの資料には、沿岸部に高層ビルが立ち並ぶ都市として彼が「ニュー・ガザ」と呼ぶ構想図が含まれていた。クシュナーは、「ニュー・ガザは希望になり得るし、目的地にもなり得る。今日のガザだけでも、私たちはいくつもの不可能を実現してきた。さらに多くの不可能を実現できない理由はない」と語った。

この再建計画が、ガザに住むパレスチナの人々を含む他の当事者から支持されているかどうかは不明である。クシュナーは、停戦合意の一環として米国がハマスの非武装化を強制すると述べ、「ハマスが非武装化しなければ、それがガザとガザの人々がみずからの願いを実現する上での足かせになる」と語った。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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