月に1回以上運転するドライバーの3.8%が、任意保険に加入していないことがわかった。その傾向は若い人ほど多く、20歳代では約29%もの人が未加入だった。おもな理由は保険料が高いことだが、任意保険未加入で事故を起こしたり巻き込まれたりしたときの体験談を聞くと、未加入で運転するのは無謀と思える。
ウェブマーケティングを展開するセレクトラ・ジャパンは、月に1回以上自動車を運転する20歳から70歳代までのドライバー1864人を対象に、任意保険に関する調査を行った。

それによると、任意保険に加入していない人は、全体で3.8%と非常にわずかだったが、若い人ほど未加入率が高い傾向にあり、20歳代は約29%、30歳代は約13%だった。

任意保険に入らない理由は、保険料が高い、お金に余裕がないという答えがもっとも多く、「自賠責保険だけで十分」と考えている人も多い。

調査報告では、任意保険未加入で事故を起こした、または巻き込まれた人の体験談を紹介している。たとえば、若いころに信号待ちの車に追突し、玉突き事故を招き、合計4台分の弁償をすることになったという59歳の男性は、その後結婚して子どもができても、ずっとお金を払い続けたそうだ。また50歳の女性は、相手方の車の修理代と医療費が払えず自己破産したそうだ。
もらい事故の事例もある。無保険車にぶつけられて自分の車が廃車になったが、車を買い換えるお金をもらえなかった。友人の兄がひき逃げされて重傷を負ったが、その後捕まった犯人から治療費はもらえなかったなど、非常に迷惑な話だ。
もうひとつ、「自賠責保険だけで十分」と思っている人も危険だ。自賠責保険は人身事故が対象で、物損事故は補償されない。だから相手の車を傷つけてしまったときは自腹になる。ドアがちょっと凹んだだけでも、板金と塗装で10万円はかかる。しかも、自賠責では自分が怪我をしたときの補償もない。



