さらに言うなら、任意保険が未加入だと、通常は保険会社が代行してくれる相手との交渉などの手続き(弁護士特約もある)を、すべて自分でやらなければならなくなる。万一相手が悪質な人間だったら、どれだけ絞り取られるかわからない。
ともかく、車を運転するなら任意保険に入らないという選択肢はない。そう言われても、とくに20代、30代は保険料が高く設定されていることもあり、無い袖は振れないという人もいるだろう。そこでこの調査の監修を担当した交通事故に詳しい弁護士、藤垣圭介氏は、次の提案を行っている。
・家族の任意保険契約に追加してもらう。
・親が入っていた保険の高い等級を引き継ぐ(等級交換)。
・免責金額を高く設定して車両保険に入る。
・一括見積もりサービスを利用して手ごろな保険を探す。
藤垣弁護士は、「任意保険料を節約したい」という思いは「人生を破綻させかねない巨大なリスク」と隣り合わせになっていると話す。また、任意保険は「自分と家族を無保険車から守るための防衛策」として考えることが重要だとも指摘している。交通事故を甘く見てはいけない。


