金環日食、どこで観測できる?
約1カ月後の2月17日に南極大陸にいる人は、珍しい金環日食を目撃できる。月の見かけの大きさが太陽を完全に隠すにはわずかに小さいため、太陽の縁の部分がまばゆい光輪として残り、「炎の環」が空に出現する現象である。
金環日食の全容を目の当たりにできるのは、コンコルディア基地(フランス・イタリア)やミールヌイ基地(ロシア)など、東南極にある一部の観測基地のみとなる。そこでは、太陽は地平線近くに低く見える。
世界のほとんどの地域では残念ながら金環日食を目にすることはできないが、アフリカ南東部、南米大陸の最南端、インド洋に浮かぶモーリシャス島や仏領レユニオン島、オーストラリア領ハード島とマクドナルド諸島などの島々では、部分日食が見られる。
1月後半の月、見どころは
1月19日の新月が過ぎると、月は日没後の西の空に姿を現す。20日には薄明の夕空に糸のように細い月が束の間かかり、それからは毎晩少しずつ明るさを増して、沈むまでの猶予も延びていく。
23日は夕暮れの西の低空で月と土星が並ぶ。弧を描く月の影の部分(夜側)は、地球の昼側で反射した太陽光に照らされてうっすら光って見える「地球照」を伴っているはずだ。
その後、月末に向けて月の輝きは増していき、27日にはおうし座のプレアデス星団(すばる)と、30日にはふたご座のカストルとポルックスの近くで木星とそれぞれ共演する。


