「ToDoリストさえ書いていれば仕事は片づく」
そのように考える人もいるだろう。だが、本当にそれで十分だろうか。世界40か国以上で累計400万部超の著作を持つロルフ・ドベリ氏によれば、成功する人は全員、一日の計画を立て、それを軍の上官からの命令のように扱っているという。
科学的研究に基づき52の「やってはいけないこと」をまとめたドベリ氏の新著『Not To Do List 失敗を避けて、よりよい人生にするためのやってはいけないことリスト』(サンマーク出版)から、一部抜粋、再構成してお届けする。
やってはいけない:一日を無計画に過ごす
あなたは「一日の計画」をしっかり立てている? でも、何のため? 本気でそんなに多くを達成したい?
「ToDoリスト(やることリスト)」の項目は、願いごとやちょっとした希望、好きに決められるオプションくらいに考えよう。
リストは自分のためではなく、あなたに代わって仕事をこなしてくれる妖精のため。そもそも、そんなものは必要ない。計画なんて、プレッシャーがかかるだけ。立てないのが一番だ。
「人間の脳」は、自然に任せて気ままに行動するようにできている。だから、無計画に動き回っていれば、アイデアだって自然に湧き出てくるはず。
一日の計画を立てることが──そう、そもそも計画自体が──根本的に不自然だ。わたしたちは進化の過程で計画を立てるようにはできていない。それとも、あなたは先史時代の遺跡でToDoリストが発見された例を知っているのか?
一日をきっちり計画することで、創造的な活動のチャンスが奪われてしまう。炎に蓋をするように、計画があなたの感動的なアイデアを抑え込んでしまうのだ。
もっとも、アイデアの99.9%は抑えたほうがいい内容ではあるが、衝撃的なアイデアが浮かぶ確率はゼロではない。それに、その万が一の可能性は、世界的な小説や宇宙を救うためのアイデアかもしれない。



