キャリア

2026.01.15 11:30

専門的なスキルが武器、2026年に昇給が見込まれる職種10選 米国

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次なるキャリアアップを計画中か、あるいは昇給を要求すべきか迷っているなら、Resume Genius(レジュメ・ジーニアス)の新しい調査で米国で賃金上昇率が最も大きい職種が示されている。この調査結果は米労働統計局のデータ分析に基づくもので、2021〜2024年の賃金動向を比較している。研究者らは年平均成長率(CAGR)を用いて最も安定して賃金が上昇している職業を特定すると同時に、予想される2034年までの雇用成長も示している。

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レジュメ・ジーニアスのキャリア専門家エヴァ・チャンは「賃上げは脈絡なく起きるものではなく、労働市場の需要に応じたものだ」と話す。「急成長している産業で専門スキルを持つ労働者は2026年に賃金アップを交渉できる最も強い立場にある」とも指摘する。

2025年末時点での米国の給与所得者の年間給与中央値は4万9500ドル(約777万円。1ドル=157円換算)だった。このリストに載っている職種はいずれも中央値を大幅に上回り、今後1年間で平均以上の賃金上昇が見込まれる。分析に基づく2026年に賃金アップの可能性が最も高い職種は以下の通りだ。

(1)財務マネージャー

・年間給与中央値:16万1700ドル(約2539万円)
・年間給与上昇率(2021~2024年):7.1%
・雇用者数:86万8600人
・2034年までの予測成長率:15%
・必要な学歴:学士号

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財務部門の管理職は分析の対象となっている職種の中で最も高い賃金上昇率を示している。組織が複雑な経済状況や規制要件に対応する中、財務関連のリーダーシップスキルへの需要は急増している。2034年までに見込まれる15%という雇用増加率は、これらのプロフェッショナルに対する雇用主間の競争が続くことを示している。

(2)マーケティングマネージャー

・年間給与中央値:16万1030ドル(約2528万円)
・年間給与上昇率(2021~2024年):6.1%
・雇用数:40万7000人
・2034年までの予測成長率:7%
・必要な学歴:学士号

マーケティングの管理職の給与は財務の管理職とほぼ同水準だ。マーケティングのデジタル変革とデータドリブンの戦略の必要性により、この職種の重要性は業界を問わず高まっている。企業は変化する消費者行動や技術プラットフォームに対応できるプロフェッショナルに喜んで高額な報酬を払う。

(3)情報セキュリティアナリスト

・年間給与中央値:12万4910ドル(約1961万円)
・年間給与上昇率(2021~2024年):6.8%
・雇用数:18万2800人
・2034年までの予測成長率:29%
・必要な学歴:学士号

サイバーセキュリティの脅威がますます高度化する中で、情報セキュリティアナリストへの需要は爆発的に増加している。29%という2034年までの雇用成長予測は、米国内で最も成長が速いものの1つだ。あらゆる分野の組織がデジタル資産と顧客データの保護に多額の投資を行っている。

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翻訳=溝口慈子

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