チームにおける自分の役割を見つける
あなたにはすでに天性の役割がある。問うべきは、それに従っているか、それとも抵抗しているのかだ。まずは簡単な質問から始めよう。以下のうち、最も自分に当てはまるのはどれだろうか。
リーダーシップを発揮し難しい決断を下す「ディレクター」
チームが堂々巡りに陥るとイライラする、嫌われる決断を下すことに抵抗がない、決断が必要な時に自然と皆があなたを頼る──。そんな人はディレクターかもしれない。前進には合意ではなく明確さが必要だ。
正確に実行して仕事を完遂する「アチーバー」
高いレベルでタスクを完了させることに深い満足感を覚える、他の人が見落とすミスに気づく、正しく終わらせて初めて「完了」になると考える──。そんな人はアチーバーかもしれない。10のことについて戦略を練るより、1つのことを完璧に実行する方を選ぶ。
計画とプロセスを通じて秩序を創出する「スタビライザー」
混乱によって神経質になる、システムやプロセスを自然に構築する、3つ前の会議で決まったことを覚えている──。そんな人はスタビライザーかもしれない。他人が面倒に感じる文書化に価値を見出す。
人間関係を構築し対立を解決する「ハーモナイザー」
人間関係の緊張を他の人より早く察知する、対立を仲裁する、チームの結束を成果と同じくらい重視する──。そんな人はハーモナイザーかもしれない。人々の協力の仕方が成果を左右することを知っている。
革新を推進する「トレイルブレイザー」
「昔からそうしてきた方法」で物事を行うと落ち着かない、仮定を疑うことから最高のアイデアを生む、他の人が対応できない疑義に対してやる気が出る──。そんな人はトレイルブレイザーかもしれない。他の人が問題視することにあなたは可能性を見出す。
役割を自覚する
自分の天性の役割を自覚したら、卑下するのをやめ、むしろ強化し始めたい。
ディレクター
もしあなたがディレクタータイプなら、決断力が必要な取り組みのリーダーを自ら進んで引き受けよう。チームが分析しすぎるあまり行動に移せなくなった時は声を上げるといい。物事を前進させる人物として周囲に認知されたい。
アチーバー
アチーバータイプなら、品質が最も重要で、かつリスクを伴うタスクを引き受けよう。成果物がクライアントに届く前にミスを発見する人になろう。チェックする必要のない仕事をする人という評判を築きたい。
スタビライザー
スタビライザータイプなら、チームに欠けているプロセスを創り出そう。人の頭の中だけにある、組織内で蓄積された知識を文書化するといい。プロジェクトが軌道から外れないようにする存在となりたい。
ハーモナイザー
ハーモナイザータイプなら、他人が避ける対立に介入しよう。孤立した同僚の間に橋を架けるといい。協働を口先だけでなく実際に機能させる存在となりたい。
トレイルブレイザー
トレイルブレイザータイプなら、他人が提案をためらうアイデアを推し進めよう。あえて疑問を投げかけることだ。チームが競争力の維持で頼るイノベーションの源となりたい。


