コートやセーターなどの冬服は、素材や設計の進化によって、以前に比べて軽く暖かくなっている。だからと言って、消費者の実感としては必ずしも満足感が高まっているとは言い切れないようだ。アパレルメーカーのオンワード樫山が実施した「冬服に関する意識調査」からは、冬の装いに対する率直な本音が浮かび上がった。
【調査概要】
調査主体:オンワード樫山 マーケティンググループ
調査方法:インターネットアンケート
調査システム:Questant
調査対象:全国の20代~60代の女性333名
調査期間:2025年11月21日(金)~2025年11月23日(日)
約7割の人が冬服に「不満」
今回の調査で「冬服についてガマンしていることがある」と回答した人は、全体の約7割にのぼった。

冬服は寒さ対策として欠かせないアイテムである一方、多くの人が何らかの不満を抱えながら着用しているようだ。具体的に挙げられた不満の内容を見ると、「動きにくい」「肩がこる」「手入れが面倒」「重い」といった項目が目立つ。


アウターで一番困っていることのダントツは「クリーニングや保管が大変」という回答で、これには大きくうなずいてしまう人も多いだろう。自宅では洗えないためクリーニングに出すとなると結構な費用がかかるし、使用しない春夏の期間でもクローゼットの大半を冬物アウターが占領してしまう問題。限られた収納スペースにおいて、かさばる冬服の置き場はいつの時代も悩ましい。
そのような不満がある一方で、冬服を選ぶ際にもっとも重視されているポイントは「暖かさ」だった。当然と言えば当然だが、防寒性は今もなお冬服における大前提であることがわかる。





