ファッション

2026.01.05 09:15

重い・肩がこる・手入れが面倒。「冬服のストレス」で見えてきた次なるトレンド

gettyimages/Joyce Grace(写真はイメージです)

軽くて暖かくて手入れが簡単な冬服が最強

今回の調査結果からは、冬服の性能が低下したのではなく、評価の軸そのものが変化していることがうかがえる。

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現在の生活では、屋外に長時間とどまる場面は限られ、電車や商業施設、職場など、暖房の効いた空間を行き来することが多い。冬服は一日中着続けるものではなく、外を移動する間だけ着用するものへと位置づけが変わっている。

外では着るが、室内では脱ぐ。その結果、特にアウターは「着ている時間」よりも、「持っている時間」が長くなるケースが増えている。こうした行動の変化によって、これまで目立たなかった重さや動きにくさが、日常的な負担として意識されるようになったと考えられる。

ハイテク素材インナーの登場も影響

近年は、インナーを含めた重ね着によって体温調整を行う考え方が広まり、アウター単体にすべての防寒性能を求める必要性は低下している。その結果、暖かさが一定水準で満たされたことで、「軽さ」や「快適さ」が次の評価軸として前面に出てきた可能性もある。軽くて暖かい冬服やアウターはすでに登場しているが、これに「自宅で(洗濯機で)洗える」「しかもおしゃれ」が加わるとなると……個人的にもぜひ買いたくなる。

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今回の調査が示しているのは、冬服に対する期待の変化だ。防寒・おしゃれだけでは満足につながらない段階に入っているのだろう。

プレスリリース

文=福島はるみ

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