2026.01.03 11:00

2026年「世界で最も暮らしやすい国」トップ10、海外で暮らす米国人が選出

ギリシャ、パロス島ナウサの港町(Marc Bruxelle / Shutterstock.com)

6位:イタリア

イタリア、フィレンツェの夕景(Shutterstock.com)
イタリア、フィレンツェの夕景(Shutterstock.com)

イタリアの魅力はけっして色あせない。食、ワイン、歴史、ゆったりした暮らし。大都市や有名観光地では費用がかさむこともあるが、多くの小規模な街や、あまり知られていない地域では、驚くほど安価な住宅と、ゆるやかで伝統的な生活リズムを享受することができる。農村部や歴史地区への移住促進プログラムもあり、移住者への助成金や、信じられないくらい安価な住宅を提供している。公的医療制度も大きなプラスだ。

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今回のレポートには、フルタイムの旅行者であるシンディ・シーハンの声が掲載されている。彼女は、ウンブリア州の丘陵地から、シチリア島のパレルモまで、イタリア国内各地で暮らしてきた。イタリア語の基礎を学んで話すことが、文字通りにも比喩的にも扉を開けることにつながると、シーハンは述べている。

「移住の前に、ビザについてよく調べ、税理士に相談し、言葉を学び始めることをおすすめします」と、彼女は述べ、1つだけ欠点をあげた。「イタリアのお役所仕事には忍耐力を試されますが、それもドルチェ・ヴィータ(甘い生活)の一部なんです」

7位:フランス

フランス、港町カシスの市場(eric laudonien / Shutterstock.com)
フランス、港町カシスの市場(eric laudonien / Shutterstock.com)

フランスは、食事と文化を等しく重視する海外移住者に、特に愛されている。医療の質は世界最高峰で、多くの小都市や農村部では、想像以上に費用を抑えることができる。インターナショナル・リビングによれば、リタイア世代のあいだでは、フランス南西部が人気上昇中だ。山々の絶景、ビーチへのアクセスの良さ、歴史を感じる町並みがあり、日常生活が映画のワンシーンのように感じられる。

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南カリフォルニア生まれのインターナショナル・リビング調査員トゥーラ・ランポントは、2010年からフランス南部で暮らしており、ここでの生活について「夢がかなった」と語る。カフェオレとクロワッサン、石畳の街路といった定番のイメージは、どれも本当だが、実物は想像以上に素晴らしい、と彼女は言う。「フランスでの生活は、故郷よりも手頃ですし、それに何より、健康的で包摂的です」

8位:スペイン

スペイン、サン・セバスティアンの海辺(ldgfr photos / Shutterstock.com)
スペイン、サン・セバスティアンの海辺(ldgfr photos / Shutterstock.com)

インターナショナル・リビングによれば、スペインには魅力的な地中海のライフスタイルと、安定したインフラ、高品質の医療が揃っている。人気の都市や沿岸部では、特に観光地周辺での物価上昇が著しいが、内陸部や中規模都市は、概して手頃だ。費用面でギリシャとのギャップは広がったものの、多くの米国人が、スペインは活気、文化、気候の面で、好みにぴったりだと感じている。

今回のレポートでは、筆者が以前の記事で取材したシピー・タビビアンが実体験を語っている。彼女は10年前にテキサス州からスペインに移住し、現在はコミュニティベースの事業を営んでいる。その事業は、海外移住を希望する女性たちにアドバイスを提供する「She Hit Refresh」だ。

タビビアンはこう語った。「私は、仕事にすべてを捧げるような『ハッスル・アンド・バッスル』カルチャーを捨てて、落ち着いた生活を手に入れました。夢に描いていた通りの生活を築くことができ、軽やかで安心感に満ちた、平穏な気持ちで過ごせています。それに、ここでは米国での生活よりはるかに手頃なコストで、こうした生活を送ることができるのです」

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翻訳=的場知之/ガリレオ

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