ベゼルのカラーバリエーションは、オレンジ、ブルー、ブラックの三色で、ダイヤルはすべてマットブラックにして表情を引き締める。アラビア数字のインデックスの書体は初代プラネットオーシャンにも見られるインデックスへのオマージュで、やや角張っているが、これもケースのシャープな造形に合わせてデザインされている。
もちろん時計の心臓部であるムーブメントも進化しており、搭載するキャリバーOMEGA 8912は、高精度と高耐磁を実現したMETAS認定のマスター クロノメーターを取得する。これは故障の要因となる磁気を発するデジタル機器に囲まれた現代のビジネスパーソンたちのニーズに合わせた進化といえよう。
ムーブメントも美しく、ローターとブリッジにはアラベスク調ジュネーブウェーブの仕上げが施されるが、チタン製のケースバックは防水性に優れるクローズドタイプなのでその姿を見ることはできない。しかしそれはこの時計が、歴史あるダイバーズウォッチの流れにあるものであることの証明でもある。
前作モデルはケース径が43.5㎜と、ハイスペックダイバーズウォッチにふさわしい堂々たる存在感があったが、第四世代はケース径を42㎜へと小型化し、ケース厚は13.79㎜と2㎜以上も薄型化している。そのため着用感に優れ、シャツやニットの袖元とのバランスも悪くない。このサイズ変更は、シーマスター プラネットオーシャンがよりライフスタイルを彩るラグジュアリー・ダイバーズウォッチとして進化していることを意味している。
腕元の時計は、自分自身を表現するためのものでもある。実用的な機能に華やかな個性を加えた新しいシーマスター プラネットオーシャンは、アクティブな都市型ビジネスパーソンのための時計なのだ。
シーマスター プラネットオーシャン
600m防水の高性能ダイバーズウォッチでありながら、ケースサイズはコンパクト。面と面を組み合わせることの美しさや丁寧なポリッシュ仕上げなど、ディテールの美しさも際立っている。
オメガ
0570-000087


