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2025.12.12 15:00

高市首相がフォーブス「世界で最もパワフルな女性100人」3位に 変革を推進する力に注目

高市早苗首相(Yuichi YAMAZAKI / POOL / AFP/Anadolu via Getty Images)

ビリオネアの慈善家、マッケンジー・スコット(11位)は、高等教育に約9億ドル(約1410億円)を寄付し、うち7億ドル(約1100億円)以上を歴史的に黒人が多く通う大学に贈った。一方、メリンダ・フレンチ・ゲイツ(13位)は80以上の非営利団体に2億5000万ドル(約392億5000万円)を寄付し、そのうち1億ドル(約157億円)以上を女性の健康に関する研究促進に充てた。テイラー・スウィフト(21位)は、最初の6枚のアルバムのマスター音源の所有権を取り戻すために、3億ドル(約471億円)を支払ったと報じられている。AMDのCEOリサ・スー(10位)は、OpenAIと今後、数年間で6ギガワットのAIチップを構築する契約を結んだ。この契約は数百億ドル規模になる可能性があり、AIのエコシステムを変革するものだ。

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私たちは毎年、「世界で最も影響力のある女性100人」のリストをつくる際に、大規模な変革を推進する力に注目している。2025年は前回と同様、主に4つの審査基準に基づいて決定した。それは、資金力、メディア露出度、影響力、そして影響の範囲である。政治指導者については、GDPと人口を考慮した。企業のトップについては、収益、企業価値、従業員数が重要な要素となった。メディアでの言及とソーシャルメディアでのリーチについては、すべての対象者を分析した。

その結果、経済力で総額37兆ドル(約5810兆円)を動かし、法律、組織図、あるいは模範的な行動を通じて、10億人以上に影響を与える100人の女性が選ばれた。彼女たち一人ひとりが、ビヨンセがカウボーイ・カーターのステージから発したメッセージに従うとはどういうことか、示す体現者となっている。

メリンダ・フレンチ・ゲイツは、今年のフォーブス・パワーウーマン・サミットでこう語った。「女性は自らの声と意思決定力、そしてリソースを活用して、自分が望むあらゆる分野に進出すべきだ」。

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forbes.com 原文

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