リーダーシップ

2025.12.18 08:15

管理職の8割が実感するマネジメントの限界とハラスメント対応の真実

Getty Images

年上部下という新たな課題

マネジメントを難しくしているもう一つの要因が、年上部下の存在だ。調査では83.2%が「年上の部下を持った経験がある」と回答し、そのうち68.0%が「そのマネジメントに悩んだ」と答えた。

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具体的な課題は複数回答で「モチベーション維持の難しさ」(40.1%)や「指示やアドバイスの伝えにくさ」(34.6%)、「キャリアプラン・成長目標設定の難しさ」(28.2%)などが挙がった。年齢とポジションが一致しない時代において、従来の「年長者が教え、年少者が学ぶ」という構図は通用しなくなっている。

管理職に求められているのは権威ではなく、対話力と個を理解する力なのだろう。しかしそれは、マネジメント研修で数日学んで身につくようなスキルではない。

もはや個人の問題ではない

ハラスメント対応、多様性への配慮、メンタルヘルスケア、個別の成長支援、モチベーション管理。管理職が担うべき項目は年々増え続けている。これらすべてを一人の管理職が完璧にこなすことは、もはや現実的ではないだろう。管理職の役割は個人の力量に頼るのではなく、組織の新たなマネジメントの問題としてとらえ直す時期が来ているのかもしれない。

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【調査概要】
調査対象:年収1000万円以上のビジネスパーソンのうち管理職経験者465人
調査期間:2025年9月19日~2025年9月25日
ビズリーチ WorkTech研究所調べ

プレスリリース

文=池田美樹

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