寝室の理想と現実のギャップ
寝室スタイルへの満足度は約8割と高く、多くの人が現状に納得していた。

◾️満足している理由
「夫のいびきがひどくたまに1人で寝たいと思いますが、ケンカした時も同じ寝室だと気まずさが長引かず、すぐ仲直りできるため今のスタイルに納得している」(43歳)
「自分は1階で夫は2階で寝ているので、声も全く聞こえず、とても快適なため」(50歳)
「別室で寝ていますが、大きなトラブルもなく子どもたちも気分によって私側か夫側か寝る場所を決められるので気に入っています」(38歳)
一方で不満と答えた人の声は以下の通り。
◾️不満を感じている理由
「狭いので同室で寝ていますが、私が暑がりで夫がとても寒がりで、よく揉めるため」(55歳)
「私は別々で寝たいが、話し合うのも面倒で現状維持に」(43歳)。
理想とのギャップを抱えて「しぶしぶ」現状維持になっている夫婦もいた。
「夫婦円満には同室」派が僅差で優勢

夫婦円満のための理想の寝室としては、「同室」が47.8%、「別室」が43.1%と意見が二分した。同室派は「生活リズムを把握でき安心できる」「1日の始まりと終わりを共有できる」と述べ、別室派は「個人のスペースが必要」「熟睡するには1人が良い」とする意見が多かった。睡眠に求める価値観の違いがそのまま回答に反映されていた。
重要なのは「お互いがどう納得して眠るか」
今回の調査では「同室=円満」という傾向がある一方で、寝室が別々でもお互い納得して選べていれば満足度が高いことがわかった。子どもの成長や生活リズムの違い、いびきや騒音、室内温度など複数の要因が重なって、寝室のあり方は家庭ごとに異なる。実のところ「同じ空間に一緒にいること」よりも「どう心地よく過ごすか(眠るか)」にこだわることこそが重要なのではないか。
睡眠の質の良し悪しは日中の機嫌やストレスにも影響し、夫婦の関係性にも波及する。仲が悪いから別室になるのではなく、よく眠るために別室を選ぶことで関係が安定する夫婦もいるだろう。「夫婦は一緒に寝るべき」などの固定観念に縛られるのではなく、お互いが心地よく過ごせる形を話し合えるかどうかが、夫婦円満の維持につながるのだと感じる。


