宇宙

2025.11.17 14:00

細く儚い月が薄明を彩り、流星群が降り注ぐ 今週の夜空

地球照を伴った細い月(Shutterstock.com)

11月19日(水):極細の月と金星が寄り添う

日が昇る直前、新月目前の糸のような晦日月(みそかづき)が明るい金星と並ぶ。とても美しいが、つかの間の光景になるだろう。明け方の空から金星はまもなく姿を消してしまう。日の出の約45分前に東の低空、地平線間際を見よう。

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2025年11月19日(東京:午前5時45分頃)の東南東の空。右上に見える明るい星はスピカ(Stellarium)
2025年11月19日(東京:午前5時45分頃)の東南東の空。右上に見える明るい星はスピカ(Stellarium)

11月20日(木):「マイクロムーン」の新月

月は日本時間午後3時47分に、新月の瞬間「朔」を迎える。月の公転軌道はわずかに楕円を描いていて、20日の月は地球から最も遠ざかる点(遠地点)付近にある。この状態の月を「マイクロムーン」と呼ぶが、新月の時、月は常に太陽と地球の間に位置しているため、その姿は太陽の光に隠されて完全に見えない。

今夜は月明かりがないため、夜空は暗く、かすかな天体や星座を見つける格好のチャンスとなる。

2025年 月の地心距離の変化(国立天文台)
2025年 月の地心距離の変化(国立天文台)

11月23日(日):繊細な三日月

夕暮れ時、南西の低空に繊細な三日月が浮かぶ。月が沈む前に見つけるには、地平線または水平線を見通せる場所が必要となる。

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2025年11月23日、日の入り1時間後(東京:午後5時5分)の南西の空(Stellarium)
2025年11月23日、日の入り1時間後(東京:午後5時5分)の南西の空(Stellarium)

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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