キャリア

2025.11.26 16:30

「あなたの働きのスタイルは?」質問の狙いとベストな答え方

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具体例を盛り込む

過去の成功例を盛り込んで説明しよう。あなたの仕事のやり方がプロジェクトの成功や重要な目標に貢献した時のことを話す。例えば「前職では多くのチームや部門にまたがる大規模な事業統合プロジェクトと、数カ国で事業展開する買収したばかりの企業を担当しました。期限厳守の重要なプロジェクトで、何百人もの従業員の職務と成果に影響を及ぼすものでした。私は全員の足並みがそろうよう、主要な関係者と毎週ミーティングを開く一方で、プロジェクトの効果的な戦略を立て、必要に応じてその戦略を調整するために調査と分析に集中する時間も確保しました。このバランスのおかげで、リーダーシップチームのすべての主要目標を満たす統合をタイムリーに完了することができました」と説明することができる。

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補足質問を準備する

「働き方」についての質問は、補足質問の呼び水でもある。面接は「オーディション」ではないことを肝に銘じたい。面接は双方向だ。チーム構成やコミュニケーションスタイル、職場文化、成功する従業員に共通する主な資質など、あなたが理解すべきことを引き出す質問を投げかけることを意識しよう。そうすることで、その会社が自分の価値観やアプローチに合っているかどうかを判断することができる。

自信を持って面接に臨む

「あなたの働き方はどんなものですか」という質問に思慮深く答えることで、あなたが自分のキャリアの軌跡や強み・才能を振り返り、それらが以前の職務で成長と成功にどう貢献したかを示すことができる。特定のタスクが「得意」か「不得意」かということではなく、職務や文化との整合性が重要なのだ。

この質問を、自分のユニークな才能や過去に貢献した重要な方法をアピールする方法ととらえることで、最高の自分を共有できる一方、検討しているその職務が自分に合っているかどうか、自分が成長できるかどうかを明確に評価するための材料を聞き出すことができる。

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forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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