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2025.11.07 17:00

恋愛関係の「知性」は沈黙をどう解釈するかで分かる、心理学者が解説する3つの向上方法

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知的なパートナーは、これと同じ原則を日常生活で適用するように心がけている。きっかけとなるコメントに反応する前に、まず自分の感情を調整するのだ。これを実践するには、5回ゆっくりと呼吸をし、息を吸うより吐く方を長くする。足を地面につけ、肩の力を抜く。そして自分に「身体が警戒しているときではなく、落ち着いているときに反応する」と言う。

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このように自分の感情の認識は、パートナーの感情や精神状態について判断を下す前に必ず通過すべきチェックポイントだ。これをクリアすることで、残りの会話もスムーズになる。

3. パートナーを「自分とは別の人間」として見る

パートナーには自分だけの内なる世界があることを理解し、自分に言い聞かせることは非常に重要だ。相手が自分のものとは異なる感情や意思を持っていることを忘れなければ、心理学者が「メンタライゼーション」と呼ぶことを実践できる。

簡単に言うと、これは相手に非があるとみなしたり、非難したりすることなく、距離感や緊張感を察知する能力のことだ。システマティックレビュー(既存の研究成果を、体系的に集めて分析する方法)によると、メンタライゼーションの向上は感情調節や関係の機能向上を予測できるという。

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この意味で、メンタライゼーションの習慣がしっかりしていないとカップルは「感情的融合」に陥る可能性があり、無意識のうちに互いの不安を延々と増長させてしまうかもしれない。

しかし感情的に知的なパートナーにとっては、この感情的融合に抵抗する方が簡単だ。彼らは自分が感じていることとパートナーが感じているかもしれないことの間に緩やかな境界線を保っている。そうした人は、共感とは融合することではなく、相手の感情に飲み込まれることなく、その感情に寄り添えることだと知っている。

こうしたことから、次にパートナーとの間に距離を感じたとき、「なぜ私にこんなことをするのか」などと問いただしてはいけない。その代わり、相手の内面で起きている可能性のあることをすべて考えてみるのだ。この単純な戦略は、決めつける前に物事を完全に理解することを促すため、絶大な威力を発揮する。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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