ライフスタイル

2025.11.03 14:00

レゴで「働きたい」人へ 主任デザイナーから4つのアドバイス

デンマーク・ビルンで理想的な生活をしたいなら、最も信頼されているマスターモデルデザイナーの1人である彼の言葉に耳を傾けよう(LEGO Group)

4. 自分の作品集を構築する

最後にソアレスは、独自の個人によるデザインこそが、レゴ入社志望者にとって真の勝因になると語った。レゴのファンコミュニティで「MOC(My Own Creations)」と呼ばれる、既存のレゴパーツを用いて個人が創作した独自の作品は、その人自身の専門知識や興味から生まれるものだ。ソアレスがスター・ウォーズに対する愛を最近の製品開発に活かしたように。

「幸運も少しは必要です。しかし、自分自身で創作したレゴの作品集を準備しておかなければなりません。レゴで働くことを志望するのであれば、それは非常に重要なことです」と彼は説明する。

advertisement

「私は人々に常に言っています。できる限り多くの作品を創りなさい。レゴのセットを組み立てなさい。それは、あなたの創作力を示すために大いに役立ちます。なぜなら、それこそがレゴがデザイナーを雇用しようとする際に見たいと思っているものだからです。そして、チャンスがあればいつでも志願すること。何が起こるかわかりませんからね」

 レゴは、特に懐かしさを感じさせるセットを発売することで大人のビルダーとつながりを持とうとする傾向がある。レゴ・アイデア(LEGO IDEAS)の「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」セットもその1つ(LEGO Group)
レゴは、特に懐かしさを感じさせるセットを発売することで大人のビルダーとつながりを持とうとする傾向がある。レゴ・アイデア(LEGO IDEAS)の「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」セットもその1つ(LEGO Group)

決して諦めないこと

過去にレゴに就職を希望したが不採用になったことがあったとしても、夢に向かって懸命に努力し続けていれば、レゴに相応しい人材になれる可能性はある。「私がレゴに入社したのは、そう10年前のことでした」とソアレスは語る。「当時、私は40歳になる手前でした。遅すぎるということは決してありません」

forbes.com 原文

advertisement

翻訳=日下部博一

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事