キャリア

2025.10.31 11:00

需要急増中のブルーカラーの仕事、高収入の職種10選 米国

Shutterstock.com

転職のヒント

技能職には継続的な学習と能力開発の機会があり、安定した高収入のキャリアが得られる。また、デスクやコンピューターに縛られることなく、より多くのことを着実に成し遂げようという意欲を持ち続けていられるチャレンジも伴う。

advertisement

高度な技能を要する専門職への転職を考えている人のために、アン・マーシャルが心に留めておくべき5つのポイントを教えてくれた。マーシャルは、住宅外装工事サービスを提供するStronghouse Solutions(ストロングハウス・ソリューションズ)の最高マーケティング責任者(CMO)で、Marshall Building & Remodeling(マーシャル・ビルディング・アンド・リモデリング)の共同最高経営責任者(CEO)だ。

1. 自己評価を行う

転職前にできる最も重要なことの1つは、自分のスキルと興味を評価することだとマーシャルは言う。「コミュニケーション能力や問題解決能力など、持っているスキルで熟練した仕事に一番転用できるものはどれなのか、どのスキルを学ぶ必要があるのかを自問する」こととマーシャルは提案する。「自分が本当に情熱を注げるものは何か、意欲を湧き立たせるものは何かを自問することだ」。

2. 選択肢を探る

人生の大きな決断をする前に、リサーチが重要だとマーシャルは指摘する。建築、大工、溶接、配管、電気、自動車整備など技能職の仕事は多岐にわたる。マーシャルは、時間をかけてどのような仕事があるのかを見て、実際にそうした仕事をしている人に話を聞き、どのような仕事なのかを知ることを勧める。自分のネットワークを活用し、できるだけ多くの人と話すことで、より多くの情報に基づいた決断ができるようになる。

advertisement

3. 必要条件を理解する

ほとんどの技能職は特定の訓練や資格、免許を必要とする。各職業の要件を十分に調べ、時間的にも経済的にも何が必要かを理解することをマーシャルは勧める。

4. メンターを見つける

「技能職の人はメンターの重要性を軽視してはいけない」とマーシャルは断言する。「メンターは、あなたが学ぼうとしている職業に関する指導はもちろんのこと、独学で身につけるには何年もかかり、教科書には決して載っていないような見識や視点を提供してくれる。人脈作りのイベントや専門学校の同窓生ネットワークはメンターを探し始めるのに最適な場所だ」。

5. 柔軟性、適応性、粘り強さを持つ

どんな転職にも時間と忍耐が必要だとマーシャルは警告する。需要が急激に増えているブルーカラーの仕事を探しているのであれば、アジャイル型のマインドセットを持つことをマーシャルは勧める。このマインドセットはキャリア転換の波乱を乗り切るのに役立つ一方で、柔軟性と根気強さという切望されるスキルを将来の雇用主にアピールすることができるという。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事