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2025.10.31 11:00

需要急増中のブルーカラーの仕事、高収入の職種10選 米国

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収入の多いブルーカラー職のトップ10

1. エレベーター/エスカレーターの技術者

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上位10%の給料は14万9250ドル(約2300万円)、年収の中央値は10万6580ドル(約1640万円)、時給の中央値は51.24ドル(約7900円)。求人数2万4200、推定求人増加率5%。高卒以上または同等の資格を要する。

2. 送電線設置・修理工

上位10%の給料は12万6610ドル(約1950万円)、年収の中央値は9万2560ドル(約1420万円)、時給の中央値は44.50ドル(約6800円)。求人数12万7400、推定求人成長率7%。高卒以上または同等の資格を要する。

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3. 航空機電子機器の整備士・技術者

上位10%の給料は12万80ドル(約1850万円)、年収の中央値は7万9140ドル(約1220万円)、時給の中央値は38.05ドル(約5800円)。求人数16万800、推定求人増加率5%。高校卒業後の専門コース(米連邦航空局のプログラム)の修了証が必要。

4. 鉄道員

上位10%の給料は10万130ドル(約1540万円)、年収の中央値は7万5680ドル(約1160万円)、時給の中央値は36.38ドル(約5600円)。求人数7万7900、推定求人成長率1%。高卒以上または同等の資格を要する。

5. 定置機関技師・ボイラーオペレーター

上位10%の給料は12万1200ドル(約1860万円)、年収の中央値は7万5190ドル(約1150万円)、時給の中央値は36.15ドル(約5570円)。求人数3万3300、推定求人増加率2%。高卒以上または同等の資格を要する。

6. 産業機械整備士

上位10%の給料は8万5970ドル(約1320万円)、年収の中央値は6万3510ドル(約970万円)、時給の中央値は30.53ドル(約4700円)。求人数53万8300、推定求人増加率13%。高卒以上で見習い期間が必要。

7. 配管工、パイプ作業員、蒸気管作業員

上位10%の給料は10万5150ドル(約1620万円)、年収の中央値は6万2970ドル(約970万円)、時給の中央値は30.27ドル(約4660円)。求人数50万4500、推定求人増加率4%。高卒以上または同等の資格を要する。

8. 風力タービン技術者

上位10%の給料は8万8090ドル(約1350万円)、年収の中央値は6万2580ドル(約960万円)、時給の中央値は30.09ドル(約4630円)。求人数1万3600、推定求人成長率50%。高卒以上。

9. 電気技師

上位10%の給料は10万6030ドル(約1630万円)、年収の中央値は6万2350ドル(約960万円)、時給の中央値は29.98ドル(約4600円)。求人数81万8700、推定求人増加率9%。高卒以上または同等の資格を要する。

10. 太陽光発電(PV)設置者

上位10%の給料は8万150ドル(約1230万円)、年収の中央値は5万1860ドル(約790万円)、時給の中央値は24.93ドル(約3840円)。求人数2万8600、推定求人成長率42%。高卒以上または同等の資格を要する。

分析からわかるように、エレベーターの技術者が給与額でトップだ。風力タービン技術者は最も需要が急激に増えている職業で、今後10年間で50%の需要増が見込まれている。そして、電気技師の求人数が最も多い。

Resume Geniusのソトは「4年制の大学の学位だけが、高収入で安定したキャリアへの道ではない」と話す。「熟練したブルーカラー職の需要が急増しており、雇用主はそうした専門職に対してかなりの給料を喜んで払うことがデータで示されている。これらの仕事の多くが求める学歴は高卒以上で、いずれも今後10年間で需要増が見込まれている」。

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翻訳=溝口慈子

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