北米

2025.10.27 10:00

米9月CPIは3.0%上昇も「市場予想は下回る」、10月FOMCに向けた最後の経済報告

Joe Raedle/Getty Images

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米労働統計局が現地時間10月24日に発表したデータによると、9月のインフレ率は再び上昇した。これは、28日から29日にかけて開催予定の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に発表される最後の経済報告となる。

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労働統計局の発表によれば、9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.0%の上昇となり、前月比では0.3%上昇した。いずれも、ファクトセットがまとめた市場予想である3.1%、0.4%をわずかに下回った。

変動の激しい食品とエネルギー価格を除いたコアCPIは、前年同月比で3.0%の上昇、前月比では0.2%の上昇となった。こちらも、市場予想である3.1%と0.3%をそれぞれ下回った。

9月のガソリン価格は4.1%上昇し、労働統計局が追跡するすべての項目の中で最大の月間上昇率を記録した。また、全体のエネルギー価格は1.5%上昇した。

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FRBは28日から29日にかけて政策決定会合を開き、9月に引き続き再度利下げを行うかどうかを協議する予定である。前回の会合では、11対1の賛成多数により25ベーシスポイントの利下げが実施され、政策金利の目標レンジは4%から4.25%の範囲とされた。

10月初めに公表された同会合の議事録によれば、年内に必要な利下げの回数をめぐり、各FRB理事の意見が分かれていたことが分かる。「ほぼ全員」の理事が9月に25ベーシスポイントの利下げが実施されると予想した一方、「大多数」は年末までに2回の利下げを見込み、「約半数」は3回の利下げを見込んでいたとされる。これにより、12月に実施される年内最後の会合時点で、政策金利の目標レンジが3.5%から3.75%の範囲まで引き下げられるとの予測も広がった。

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翻訳=江津拓哉

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