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2025.10.23 12:00

自分が話したいから質問する「ブーメラスキング」は人間関係を損なう、その理由を心理学者が解説

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会話上手になるには

ブーメラスキングをしないようにする方法は複雑なものではない。必要なのは以下の認識だけだ。

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1. 本当に答えが知りたい質問をする

適切な理由で質問していないのなら、わざわざ質問して相手を煩わせる必要はない。あなたは純粋にその答えに興味があるのだろうか。それとも、自分が語る番が早く回ってくるよう質問しているのだろうか。好奇心からくる質問こそ深く相互的な交流につながる。

2. 自分が話すためではなく、相手の話を聞くために尋ねる

最も感銘を与える知的な会話をする人は、力を貸すためにいつも何か気の利いたことや洞察力のあることを言っているように見える人だと思うかもしれない。だが実際には、いつ話すべきでないかを知っている人なのだ。そうした人は、沈黙や相手の話に耳を傾けるタイミングを知っている。

3. 思慮深く補足質問する

補足質問は、相手の話に純粋に耳を傾け、処理したことを示す素晴らしい方法の1つだ。もちろん、補足質問は深い内容である必要はなく、相手の答えが大したものでなかったり、興味をそそるものでなかったりする場合は、質問する必要はない。それでも「そうなの? どうだった?」といったちょっとした対応でも会話のエネルギーを内向きではなく、外向きに保つのに役立つ。

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4. どうしても分かち合いたいことがあるときは、正直に伝える

本当に話したいことがあるのなら、正直にはっきりとそう言おう。「今日起こった面白いことを話してもいい?」と聞くのは、自分の思い通りに会話を進めたいがために本心を隠した質問をするよりずっといい。人は自己中心的であることよりも、誠実さをはるかに高く評価する。

そして最後に、私たちのほとんどが時々、奇妙なブーメラスクを犯していることを心に留めておきたい。私たちは興奮しすぎたり、自分の話に夢中になりすぎたりして、マナーを忘れてしまうことがある。だからといって、本質的に失礼な人間だとか、好ましくない人間だということにはならない。単に会話において器用でないだけだ。

とはいえ、いつも自己中心的に会話していると、あっという間に友人を失うことになる。それは結局のところ、私たちは厚意と互恵性のために会話を始めるのであり、ブーメラスキングにはこの2つの要素が完全に欠けているからだ。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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