経営・戦略

2025.10.20 08:15

パソコン作業で集中できる環境、約半数が「無音派」

プレスリリースより

プレスリリースより

パソコン作業に集中したい時、どんな環境を望むかは人それぞれだ。静かな空間で黙々と進めたい人もいれば、カフェで音を感じながら取り組む人もいる。実際に、どんな環境が集中しやすいと感じる人が多いのだろうか。株式会社NEXERと新大阪のシェアレンタルオフィス「WORKPHIL」は、全国の男女500名を対象に「パソコン作業時の環境に関するアンケート」を実施した。

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【調査概要】
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年10月2日 ~ 10月6日
調査対象者:事前調査で「普段パソコンを使った作業をすることがある」と回答した全国の男女
有効回答:500サンプル
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があり。

4割が「無音派」 BGM派を上回る結果に

調査では、もっとも集中できる環境として「無音の静かな環境」と回答した人が半数近くいたことがわかった。一方で、「好きな音楽が流れている環境」や「落ち着いたBGMが流れている環境」と答えた人も一定数おり、音のある環境に集中のリズムを見出す人もいる。

無音を支持する理由としては「気が散らないから(20代男性)」「静かな環境だと頭がすっきりする(40代女性)」「人工的な音に不快を感じるようになった(50代男性)」などが挙げられた。静けさを選ぶ人は、余計な刺激を排除して作業に没頭したい傾向があるようだ。

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音あり派にも理由があり 集中を支えるリズムや安心感

一方で「音」が集中の助けになるという人も少なくない。

「クラシックを聞くと集中できる(10代男性)」「好きな音楽が流れていると自分のテンポを保てる(20代女性)」「長時間の単調作業はリズムがあると手が進む(50代男性)」「無音はさみしい。BGMで安心感を得る(30代男性)」

“音あり派”の多くは、自分のペースを作れることやリズムが手の動きを助けるなど、無音よりも心の緊張を和らげることで集中力を長く保つ傾向にあるようだ。

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文=福島はるみ

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