2. 無料または低コストのリソースを選ぶ
数日にわたって開催されるカンファレンスに登録する前に、地元である交流会に参加する。資格取得や新たな学位の取得に踏み切る前に、クラスを受講する。長期コースに申し込む前に、図書館で本を借りて読む。これらは、過剰にお金をかけずに新しい分野の学習と能力開発をカスタマイズする方法のほんの一部だ。
新しい分野の知識を蓄積できる
無料または費用がさほどかからないリソースから始めることで、後にもっと良い投資をするのに役立つ新しい分野の知識を蓄積する。ある講座の講師が、あなたの計画とは異なるスキルを必要とする、新しい分野のニッチ市場を勧めてくれるかもしれない。プロフェッショナルの集まりで知り合った人が、正式な研修よりも実のある学習と能力開発を提供する、期間限定のプロジェクトを紹介してくれるかもしれない。お金をかけずに新しい分野に挑戦できる。
3. 飛び込む前に新しいキャリアの経済的な可能性を確認する
最終的にキャリアチェンジするには、新しい分野で別の仕事をするために仕事を辞める必要がある。次の仕事に就くには新たに学位や資格が必要だということがわかるかもしれない。キャリアチェンジが低賃金の業界への転職になるかもしれない。新しい分野に飛び込むことを決意する前に、給料がいくらになるのか、どの程度の収入増が期待できるのか、新しい分野の雇用市場はどの程度好調なのかなどを調べておく。そうすれば、このキャリアチェンジをすることで自分が何を手に入れるのか、十分な情報を得た上で決断することができる。
家計もチェックしたい
また、家計もチェックしたい。新しい分野では給料が減ることになっても、支出が収入を下回っていれば痛みをそれほど感じないかもしれない。学び直す必要がある場合の家計の計算では、現金で支払えるかどうかはローンを組む必要がある場合とは異なる。もしあなたが退職間近で貯蓄や投資が順調なら、あなたのキャリアチェンジは老後資金を貯めるのにまだ必死な人や、収入を正確に把握する必要がある人よりもリスクは少ない。
挑戦しないのもリスク
キャリアを変える場合、新しい分野が思うほどに好きになれなかったり、うまくいかずに収入が期待を下回ったりするリスクはある。だが、キャリアチェンジを夢見ながら実行に移さなかった場合、挑戦しなかったことや、もしかしたらキャリアチェンジできたかもしれないことを後悔するリスクがある。今の仕事は保証されているわけではないため、安定を選んで現在の職に留まってもリストラやレイオフ、人工知能（AI）に仕事が奪われるといった事態に遭遇するかもしれない。キャリアチェンジはリスクだが、何もしないのもリスクだ。
