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2025.09.30 11:00

治すを超えて、生きるを支える──メドトロニックが挑む「その先」の医療

高齢化が進む日本は、医療の未来を先取りする社会課題の最前線にある。医療費の増大、医療人材の不足、患者のQOLなど、医療を取り巻く課題は複雑さを増している。こうした現実に対し、50年もの間、日本の医療現場とともに技術革新と社会実装のための仕組みづくりに取り組み続けてきたのが、メドトロニックだ。


1949年、メドトロニックは米国で医療用電子機器の修理業として創業し、57年には世界初の電池式ペースメーカを開発。その後も、植込み型除細動器や植込み型心臓デバイスにおける業界初の遠隔モニタリングシステムなど、医療の常識を覆す製品を世に送り出してきた。

2025年、同社は日本市場で事業を開始してから半世紀を迎えた。世界150カ国以上で事業を展開し、約95,000名の従業員のうち、2,400名が日本法人に在籍している。メドトロニックの会長兼CEOのジェフ・マーサ(以下、マーサ)は、自社の事業において「日本は非常に重要な役割を果たしている」と語る。

メドトロニックが築いた共創と進化の50年

「日本は世界でも有数の高齢化先進国であり、医療の課題も複雑化しています。私たちは医師や研究者、行政、そしてスタートアップと真摯に対話し、学び合うことで、日本ならではの医療のかたちを共に探求してきました」(マーサ)

例えば、パーキンソン病やジストニアの治療に用いられる医療機器「Percept™ PC」には、脳活動をリアルタイムで感知し刺激を自動調整する「BrainSense™ Adaptive DBS」機能が搭載されている。この機能は日本での臨床現場からのフィードバックが開発のスピードを速めることとなった。また、心房細動の治療に用いられる「PulseSelect™ パルスフィールドアブレーションシステム」も、日本を含む国際共同治験のデータがグローバル展開の推進力となってきた。

「日本の医療は質が高く、患者さんに寄り添う文化が根づいています。この価値観は、私たちのミッション『痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす』とも深く重なり合うものであり、現場との対話を重ねながら、その実現に取り組んできました。結果、過去50年で1,700を超える製品が日本で認可されています」(マーサ)

25年度(メドトロニック 会計年度)では、日本全国の348施設で146の臨床試験が実施され、参加する患者は2,500人を超えた。マーサが「日本での共創は私たちの進化に不可欠である」と語るように、日本の医療現場は、同社にとって、単なるビジネス市場ではない。いわば「バディ」のような関係といえる。

日本における共創とは、医師の知見、行政の制度設計、スタートアップの機動力が連携することで、次世代医療のモデルケースが生まれる場となっている。こうした環境のなかで、メドトロニックはパートナーとして「学びに行く」姿勢を貫いてきた。それが、日本の現場と共に技術を進化させる大きな推進力となっている。

そして、このグローバルな協働の精神こそが、メドトロニックをヘルステクノロジー領域における世界的リーダーへと押し上げてきた。直近の四半期決算では、メドトロニックのグローバル収益は86億米ドルに達し、医療において未解決のニーズへの対応に引き続き注力している。

社会課題に応えるメドトロニックの判断軸

メドトロニックは、技術革新そのものではなく、社会的意義のある医療課題にどう応えるかを投資判断の軸としている。心血管疾患、神経疾患、糖尿病、慢性疼痛、消化器疾患など、患者数が多く医療経済への影響が大きい領域に注力してきたのも、この姿勢の表れだ。

同時に、治療後の生活の質向上にも重点を置き、低侵襲性・在宅医療・遠隔モニタリングといったソリューションの開発・導入も積極的に行なっている。

「どの領域に注力するかを決める最終的な判断基準は、当社のミッションに合致するかどうか。このミッションがあるからこそ、私たちは短期的な市場動向に左右されず、長期的な価値とインパクトを基準に選択してきました」(マーサ)

こうした姿勢を体現する例のひとつが、カーディアック アブレーション ソリューション(CAS)領域におけるメドトロニックの技術「Affera Mapping and Ablation システム」だ。心房細動治療に用いられる本システムの中核をなす「マッピング&アブレーション統合型カテーテル」は、1本でマッピングとアブレーションの両工程を行える構造により、治療効率と患者負担の軽減を実現する。日本では25年6月に薬事承認され、マーサは「治療時間の短縮が期待できる」と語る。

また、コロナリー&リーナルデナベーション(CRDN)領域では、高血圧症治療の新たな選択肢となる「Symplicity Spyral 腎デナベーションシステム」が25年9月に日本で薬事承認を取得した。生活習慣の改善や薬物療法と併せて血圧コントロールを支援する治療オプションとして期待されている。

日本という医療課題の先進地において、同社は、技術革新を社会の構造変化と結びつける取り組みを重ねてきた。高齢化、慢性疾患の増加、医療人材の不足など、日本が直面する課題は、やがて多くの国でも現実となる。

メドトロニック 会長兼CEO ジェフ・マーサ
メドトロニック 会長兼CEO ジェフ・マーサ

 「日本の医療現場から生まれるニーズ主導の技術開発は、世界に先駆けたモデルケースになり得ると考えています。AIを活用した早期診断技術や、リモートモニタリングによる再入院防止、ロボティック手術による入院期間の短縮と回復の早期化などは、単なる医療の質向上にとどまらず、医療費の抑制や労働力の維持といった社会経済的インパクトをもたらします。

私たちのイノベーションは、財政的制約や人材不足といった構造課題に応えるものでもなければなりません。医師の負担を軽減し、制度全体の持続性を高め、患者さんにとっても最良の治療を届ける。そうした構造課題に応えるイノベーションを、今後さらに推進していきます」

未来を見据えた支援体制の拡充

 メドトロニックは、日本における次世代医療の共創を本格化させるため、17年に神奈川県川崎市に「イノベーションセンター」を設立。年間約2,000の教育プログラムを通じて、5,000人を超える医療従事者に対し、製品の安全かつ適正な使用を支援するトレーニングを提供している。さらに24年には藤田医科大学内に、外科手術を包括的かつ実践的に学べるトレーニング施設を新設した。

これらの活動は、医療従事者の臨床判断を支える教育や、制度面の課題解決に向けた行政との連携を、企業の重要な役割として示している。また、スタートアップ企業の支援にも積極的に取り組み、日本の医師やエンジニアを起点としたイノベーション創出に向けたエコシステムの高度化を目指している。

「私は日本へ頻繁に訪問をしていますが、25年7月の来日時には、医療従事者や行政担当者と対話を通じて、日本の医療の『未来づくり』への本気度を改めて実感しました。世界最高水準の医師、制度を支える行政、独創的なスタートアップが存在する日本だからこそ成立し得る優れたエコシステムとともに、未来の医療を築いていきたいと考えています」

同社が日本で歩んできた50年は、技術革新の歴史であると同時に、現場との対話と共創を重ねるなかで医療の質を高めてきた軌跡でもある。その歩みは、社会課題と向き合う企業の成長モデルにも通じる。今後もメドトロニックの挑戦が、日本から世界へ新しい医療のかたちをもたらすことを期待したい。

日本メドトロニック
https://www.medtronic.com/jp-ja/


ジェフ・マーサ◎メドトロニック会長兼CEO。GEヘルスケアおよびGEキャピタルで企業開発、戦略マーケティング、販売管理などの要職を歴任後、2011年メドトロニック入社。2020年より現職。グローバル視点で医療技術革新を牽引する。

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