ついに『ウェンズデー』シーズン2の後編（パート2）が公開された。Netflixはわざわざ1カ月間の中断を挟み、全8話を前編と後編に分割した。学園を舞台にした新たな1年の物語が終わり、注目はシーズン3の配信日に移っている。そして、この点については少なくとも良い知らせがある。
それは「シーズン3があるかどうか」という話ではない。制作はすでにずっと前に決定済みであり、そこに疑問はない。問題はシーズン2の後にシーズン3がいつ配信されるのかという点であり、どうやらシーズン1からシーズン2の間にあった退屈な3年間の空白は完全に避けられそうだ。
わかっているのは、『ウェンズデー』シーズン3の撮影が2026年春に始まるということだ。これはシーズン2と大きく異なる点である。シーズン2の撮影はシーズン1からかなり遅れて始まったのだ。データを整理すると以下の通りである。
シーズン1は2022年11月に配信されたが、シーズン2の撮影開始は2024年5月と、1年半の空白があった。撮影が開始されてから終了までには1年3カ月かかった。
今回の場合、もし撮影が3月に始まるなら、空白は5カ月に短縮される。制作に同じく1年3カ月かかるとすれば、2027年5月から7月頃の配信が予想される。つまりシーズン2の終了からシーズン3までの空白期間は21カ月から24カ月程度となり、シーズン1からシーズン2の間よりも1年短くなる。Netflixが再び長すぎる空白期間を設けたくないと思っているのは明らかだ。
ストリーミング時代の標準的なペースとして、多くの人気作品は2年から2年半、あるいは3年近くの空白期間が空くこともある。『ウェンズデー』も以前はその例に含まれていた。
主演のジェナ・オルテガが今後出演を予定している作品は今のところ少なく、おそらく彼女のスケジュールは以前よりも余裕があることだろう。少なくとも、Netflixから巨額の出演料が約束される『ウェンズデー』の役を先延ばしにする理由はない。率直に言えば、『ウェンズデー』以降に彼女が出演した映画はそれほど評価が高くなかった。筆者個人としては、彼女の最も良い演技はサブリナ・カーペンターのミュージックビデオでの出演だと思っている。
シーズン2が終わって寂しいと思う人もいるかもしれないが、シーズン3の配信に関しては待ち時間が大幅に短縮されるという朗報もあるのだ。
