──興味深い組み合わせです。私はあなたがフライング・ブリトー・ブラザーズの曲をカバーしたということが嬉しかった。そしてまた、ビージーズの曲も大好きです。大物グループですが、知名度ほど評価されていないと思うからです。
ウェラー:そう、彼らは素晴らしいソングライターだよね。彼らの曲の多くは、正直に言うと、他の人がカバーしているのを聞いて好きになったんだ。キャンディ・ステイトンがカバーしている「Nights on Broadway」とか、タヴァレスも彼らの曲(「More Than A Woman」)を歌っている。だから彼らの曲はたくさん知っていた。60年代の曲以外でも、他の人によるカバーで知った曲がある。
──今回のカバーアルバムの制作から得たことはありますか?
ウェラー:曲は風化しない。結局のところ、それが一番重要なことじゃないかな。良い曲はいつだって良い曲であると私は信じている。フライング・ブリトー・ブラザーズでも、リッチー・ヘブンスでも、ジェイク・フレッチャーでも、どんな曲でもそうだと思う。私にとって、良い曲は良い曲だ。その主張は変わらない。
──ロバート・プラントとはこれまで一緒に仕事をしたことはありましたか?
ウェラー:いや、ない。ロバートとは何回か会ったことがある。確か一度、チャリティコンサートで一緒に1曲演奏したことがあったと思う。彼はいつでも愛すべき素敵な人物だ。2人で音楽について話した時、何かやれたらいいねとよく言い合っていたし、私は彼に、何か一緒にやれたら素晴らしいものができるだろうと言ったこともある。だからずっと、好機を見つけるだけだった。彼は素晴らしかった。まさに誠実な男だったよ。


