新設のアワードや大規模なインスタレーションも
Tokyo Gendaiは今年、新進アーティストの育成を目指した「Hana Artist Award」を新設。対象は、現代美術としての表現の中に、伝統的な工芸の技法を用いる日本の女性アーティストの作品を紹介する「Tsubomi ‘Flower Bud’」参加者だ。現代美術専門誌ArtReview編集長のMark Rappolt、Dib Bangkokディレクターの手塚美和子、滋賀県立美術館ディレクターの保坂健二朗が選考を行い、受賞アーティストは9月11日に開催されるヴェルニサージュ（内覧会）の授賞式で発表される。
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「Art Talks」では、全8セッションを通じて、アート業界を代表するリーダーたちがそれぞれの知見や専門性を共有し、来場者がアート業界における最新のテーマについて理解を深めるための機会を提供する。
その他、昨年の約2倍となる11ギャラリーによるインスタレーションやパフォーマンスを展開する「Sato ’Meadow’」や、⼤林財団、福武財団、小田原文化財団など日本を代表する芸術文化財団による特別展示「Ne ‘Root’」など、多角的にアートを楽しめるプログラムが多数用意されている。
過去2年は7月開催だったが、今年は“芸術の秋”が始まる9月に移動。フリーズ・ソウルの直後、かつ、国際芸術祭「あいち2025」の開幕と重なるタイミングで、これまで以上に海外からの来場者も期待されそうだ。
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