子供の生活習慣についても、興味深い結果が出ている。デジタルデバイスの接触時間は、アメリカが96.9分でトップ。次いでシンガポールが93.3分、日本が89.7分と続く。一方、子供の屋外での活動時間は、ドイツが115.3分でトップ。次いでアメリカが91.1分、シンガポールが88.4分となっている。日本は5カ国中最下位の72.8分であり、目のケア意識の低さが生活習慣にも表れているのかもしれない。

松村沙衣子眼科医によると、デジタルデバイスの接触時間の長さと屋外活動時間の短さは、近視のリスクを高める傾向にあるという。
日常生活の中で取り組めるケアとしては、以下の6点を挙げている。
①1日2時間を目指した屋外活動
②30分近業ごとの休憩
③正しい姿勢と視距離の確保(30cm以上)
④500ルクス以上の明るさの照明
⑤スマートフォンなどの使用時間の制限(小学校低学年は1.5時間以内、高学年は2時間以下)
⑥睡眠の質の向上
松村医師は、「見えているから大丈夫」という誤った安心感を改め、保護者自身が正しい知識を持ち、日常的なケアを実践することの重要性を語っている。
出典:ロート製薬「子供の目のケアや生活習慣に関する意識調査」より


