次世代iPhoneの正式発表まで残りわずかとなったが、注目すべき新事実が明らかになった。
今回の新モデルには従来のiPhoneには存在しなかった要素が含まれるようだ。販売地域によってバッテリー容量が異なるのだ。
情報源は著名リーカーのMajin Buだ。彼は薄型モデル「iPhone 17 Air」用とされるバッテリーの画像を公開したが、早計だったようで訂正を余儀なくされた。同氏はX(旧Twitter)で「情報提供者との意思疎通の誤りにより、昨日報じた内容は不正確でした」と認め、読者を最新投稿へ誘導している。
Due to a miscommunication with my source, the information I reported yesterday is incorrect. For updated information, please see my latest post https://t.co/DfefnusW7h
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) August 2, 2025advertisement
元の投稿は現在「iPhone 17 Pro: Unveiling the New Battery with Steel Case」(スチール製ケースを備えた新バッテリーを公開)という見出しの記事に差し替えられており、情報の対象がまったく別の機種、すなわちiPhone 17 Proであったことが示されている。
新記事では誤報への言及はなく、「Air」という言葉も一切登場しない。記述の一部は旧記事と重複するものの、新バッテリーの容量には触れていない。
代わりに、より重要といえる情報が追加されている。L字型のバッテリーが2つのバージョンで提供されるという点だ。
周知のとおり、米国向けiPhoneは物理SIMカードトレイを廃止済みだ。これまでは空いたスペースをスペーサーで埋めていたが、今回の報告によればアップルは初めて2種類のバッテリーを製造する。米国市場向けと、より小型の国際市場向けバッテリーだ(Majin Buは「中国版」と呼ぶが、米国仕様のeSIM専用モデルが他地域で採用される予定はないとみられる)。
新記事は次のように説明する。「米国市場向けバッテリーは物理SIMを収容する必要がないため幅広であり、このレイアウトは内部空間を最大活用している。バッテリーを横方向に拡張することで容量を最適化し、妥協のない設計を実現している」
この設計により、米国版iPhoneは他国モデルより長いバッテリー駆動時間を持つ可能性がある。具体的な差は不明だが、容量が拡大されること自体は歓迎すべき改良だ。



