はたして、腸内環境は心身の不調に本当に影響しているのだろうか。医師にたずねたところ、ほぼ全員が影響していると認めた。

さらに、腸内環境を整えることで改善できる不調として、不眠や睡眠の質の低下、気分の落ち込みや不安感、集中力の低下などがあげられた。これは、「臨床現場における観察や研究成果を踏まえた知見の定着」を示しているとmarinessは指摘する。

その根拠として多くの医師が示したのは神経伝達物質の「セロトニン」、別名「幸せホルモン」だ。セロトニンは感情のコントロールやリラックス効果など、心身の健康を支えてくれる物質。これが不足するとイライラや抑うつ症状が現れたりもする。またセロトニンは夜間には睡眠ホルモンとも呼ばれる「メラトニン」に変化する。

医師たちにセロトニンを増やすために有効な3つの方法をあげてもらったところ、もっとも多かったのが腸内環境を整えること。続いて、サプリや健康食品などの活用、朝日を浴びることとなった。そして医師たちが推奨する腸内環境を整えるのによい成分のトップ3は、食物繊維、乳酸菌、ビフィズス菌だった。
適度な運動ももちろん有効だが、気分が落ち込んでいると運動をしようという気にもなれない。そんなときは、朝の散歩と腸活から始めるのがよさそうだ。


