キャリア・教育

2025.08.04 08:45

高校留年・英語ゼロから英検1級へ、常識破りシャドーイング術

撮影:矢口亨/フォトグラファー

例えば
●attract(魅了する)= きゃー、好き!
●provide(提供する)= give
●create(創造する)= 小室哲哉、篠山紀信(創造している人の私の印象)=make

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もう一つ2級でつまずきやすいのがリスニングです。英検にはリスニングセクションがありますが、この対策も基本はリーディングと同じです。私もなかなか聞こえるようにならずに苦労しました。

よく耳がいいとか耳が悪いとかいいますが、病気などで聞こえないのでなければ、そんなことはないと私は思っています。読んでわからないものは聞いてもわかりません。ですからリーディングと同じようにまずは問題文と設問の意味をすべて完全に理解します。

リスニング力を伸ばすシャドーイング

英文を完全に理解したら、後は英語を聞くしかないのですが、この「聞く」を効率的にする方法はないかとネットや英語学習の本を調べました。

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すると、(1)ディクテーションと(2)シャドーイングという方法に効果があるらしいということがわかりました。そこで、この2つの方法に挑戦してみました。

ディクテーションは聞いた英文を全部書き出します。シャドーイングは聞いた英文を追いかけるように声に出してまねていきます。ディクテーションはもちろん効果はあるのですが、ノートとペンも必要で時間がかかりすぎる。

シャドーイングは音源だけでできるのです。これは書き出すディクテーションより時間はかからない。しかもトラックを運転しながらできる。そこで私は(2)シャドーイングを行うことに決めました。

そして、このシャドーイングも試行錯誤の末、最も効果的な方法を編み出すことができました。

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文=松田 歩/English-21代表

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