今年も猛暑が続いているが、屋外で働く人々にとっては、過酷な労働と言っても過言ではない。政府もこの暑さに対し、2025年6月から事業者は熱中症の危険がある作業を行う場合、対策が義務化されることになり、事業者側も対応を迫られている。
そのような屋外での仕事の一つである警備業界について、PROCANが現役警備員に対し熱中症対策に関する意識調査を実施し、その結果を公開した。
それによると、勤務する警備会社が熱中症対策の取り組みについて聞くと、「水分補給の声掛け」「定期的な休憩時間の確保」が44.3%でトップ。「塩タブレットの配布」が39.7%、「ファン付き作業着の支給」が33.6%と続いている。

とりあえず簡単にできることが上位を占めているが、一方で、あなた自身で行っている取り組みについては「こまめに水分補給」が48.1%、「塩分やミネラルの補給」が43.5%、「通気性のよいインナーを着用」が41.2%と続いている。注目すべきは、ファン付き作業着について、会社から支給と自腹での購入が同じ33.6%である点だ。身体を冷やし作業効率も上がるファン付き作業着は、価格はそれなりにするものの、自腹で買ってでも装着したいと考えている人が少なくないことがうかがえる。この状況は、事業者間の格差につながり、ファン付き作業着を支給する事業者は人材確保において優位に働く可能性があるだろう。



