新規事業

2025.07.24 06:15

身体動作のデータを売買、動きを可視化して収益化する新市場

プレスリリースより

プレスリリースより

たとえば、自分と上級者とではゴルフスイングのどこが違うのかが視覚的にわかるなど、特別なセンサーを装着して記録した動作のデータを動画に重ねて可視化し販売できるオンラインマーケットがオープンした。

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身体動作の伝達技術を開発提供するH2L(エイチツーエル)は、7月17日、筋肉や体の動きを検知するセンサー「FirstVR」を使って記録した体の動きを売買できるオンラインマーケット「Maaart」(マート)のサービスを開始した。FirstVRを装着し、投稿用のアプリを使って自身の動きを撮影することで、体の各部位の位置関係や腕などの力の入れ具合を示す画像が映像に重ねられ、コンテンツを作成できる。

コンテンツを投稿すると、その場で内容確認と査定が行われ、即座に対価が支払われる。商品を投稿して売れるのを待つ通常のオンラインマーケットとは異なり、投稿と同時に報酬が得られるのはありがたい。

現在、Maaartには無料コンテンツが数多く掲載されている。ジャンルはスポーツに留まらない。キャベツの切り方、重い箱の持ち上げ方、さらには家族で鮎の掴み取りに行ったときの様子を記録したvlogとしての利用法も示されている。

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FirstVRは、9軸慣性センサーと筋肉の膨らみを検知する筋変位センサー14個を備えているため、楽器の運指など達人の指使いの学習にも使える。またゲームやロボットハンドの操作なども可能だ。さらにふくらはぎに巻けばリラックス度の測定もできるなど用途は幅広い。Maaartには、このデバイスを利用した新規事業の開拓という側面もある。価格は1万円ほどするが、Maaartのコンテンツは、これを使わなくても投稿できるようになっている。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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