リーダーシップ

2025.07.18 10:00

職場の信頼を築き直し部下を導く、「オーセンティック・リーダーシップ」の実践

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オーセンティック・リーダーシップのスキルを高める

成長志向のマインドセットを持っていれば、オーセンティック・リーダーシップをかたちづくるスキルやマインドセット、行動を学び、マスターすることが可能だ。学習と啓発(Learning & Development:L&D)を中心に据えるリーダーは、新たな働き方の時代がもたらす問題を解決する上で重要な役割を果たす機会を手にしている。

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では、オーセンティック・リーダーシップが、どうやって従業員エンゲージメントを促進し、業績を向上させ、組織の成長に拍車をかけるかについて説明していこう。

社会的スキルに焦点を当てたリーダーシップ開発

AIを使いこなせるようになるのは重要だ。しかし、技術的なスキルばかりを強調するようでは、現代の職場で生じる真の人間的な問題に対処することはできない。

オーセンティック・リーダーシップの柱は、自己認識や共感といった社会的スキルだ。これは、ヒューマンスキル、またはソフトスキルともいわれる、こうした社会的スキルの獲得を重視した学習プログラムを構築すれば、リーダーと従業員はともに、成功のためのツールを身に付けられるだろう。

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リーダーと従業員がそうした基本的なスキルを強化する上でとりわけ役に立つのは、パーソナル・ブランディングや、心の知能指数(EQ)といったテーマだ。

学習体験に、オーセンティック・リーダーシップの要素を組み込む

リーダーシップ開発プログラムは、何カ月、ときには何年にもわたって実施されることが多い。今こそ、リーダーシップ開発の現行の取り組みを詳細に見直し、オーセンティック・リーダーシップの重要な要素に焦点を当てた内容を盛り込むべきだ。そうすれば、学びを行動に変え、行動をリーダーと組織の成果につなげる上で必要な勢いが得られるだろう。

従業員自らが成長の道筋を描けるよう支援する

オーセンティック・リーダーシップに必要なのは成長マインドセット、つまり、好奇心にあふれ、率直で、イノベーションに取り組む覚悟ができている姿勢だ。ただし、その在り方は従業員ごとに異なる。

学習者が目的を明確に打ち出し、そこに至るまでの学びの道のりを描き出せるよう、学習と啓発(L&D)の専門家が協力し、手助けすれば、個人の成長だけでなく組織の成長にも大きく貢献できる。

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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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