2025.08.05 16:15

自転車や原付を追越したいとき、黄色の線は踏んでもいい? 警察に聞いてみた

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道路に引かれている線には実線や破線、白や黄色(オレンジ色)など、さまざまな種類があります。これらの線は踏んでもよいのでしょうか。

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道路に引かれている黄色の実線の意味は、「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」と「進路変更禁止」の2つです。

同じ線ではあるものの、線が引かれている場所によって意味が異なります。

黄色の実線が車道中央または中央線の場合は「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」です。黄色の実線が車両通行帯境界線の場合は「進路変更禁止」となります。

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また、車両通行帯が白の線で区画され、走行している車線側に黄色の線が引かれているときも線を越えて進路変更することができません。

このように、黄色の実線が引かれている場所によって意味は異なるものの、基本的に黄色の実線は踏んだり跨いだりしてはならない線といえるでしょう。

ただし、黄色の実線を踏んだり跨いだりしても良い場面、つまり例外があります。

黄色の線を踏んだり跨いだりしてもいいときとは?

黄色の実線を踏んだり跨いだりしてもよい場面は、道路や建物などの工事現場、バスやタクシーなど止まっている車両を避けるときです。つまり、動かない(動いていない)障害物があるときは、黄色の実線を踏んだり跨いだりしても良いということになります。

このような障害物を避けるときは、合図を出し、対向車や後続車など周囲の安全確認を確実に行い、適切な方法で進路を変えて避けましょう。

では、自転車や原付など、動いているものの速度が遅いために避けたい場合はどのようにしたら良いのでしょうか。

自転車や原付を追越したいとき、黄色の線は踏んでもいいの?

神奈川県警の担当者は、黄色の実線を踏んだり跨いだりしてもよい場面について次のように話します。

「路線バスやタクシーが止まっているときは、停車している車両となるため、線を踏んだり跨いだりして避けても問題はありません。しかし、速度が遅い原付や自転車など動いている車両を追越すときは、補助標識の有無によって異なるため、ケースバイケースとなります。

例えば、追越しのための右側部分はみ出し通行禁止の場所(補助標識がない場合)で自転車を追越したい場合、線をはみ出さなければ違反ではありません。そのため、自転車を避けるときには、注意しながら追越すようにしてください。」

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