働き方

2025.07.19 10:15

「転職エージェント」頼みで転職する人が致命的に見落としていること

Getty Images

転職エージェントの本質は「代行サービス」です。

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私たちの代わりに「自己分析」も「企業分析」も「面接対策」も「年収交渉」も行う。しかも無料で。でも、絶対に代行できないことがあります。

それは、あなたの転職後の仕事や生活であり、人生そのものです。あなたが「会社を辞めたい」と本音で思っているかどうかを決められるのは、あなたなのです。

転職サイトの情報より、あなたの感情が真実

また、転職サイトの情報や口コミも鵜吞みにするのは危険です。

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すべて二次情報だからです。

たとえば口コミサイトの情報は玉石混淆です。

中には真実が語られている書き込みもありますが、それが真実なのかは確かめようがありません。悪い辞め方をした人が、鬱憤を晴らすように書き散らかしている場合もあります。

また、口コミを見るためには、口コミを書いてポイントを稼ぐ必要があるサイトもあり、単にポイントほしさに、適当に口コミを書き込む人もいます。

私たちは転職サイトを無料で使えます。なぜかというと、採用企業が転職サイトの運営会社にお金を払って広告を出しているからです。

ということは、そのページには「私たちが本当に知りたい内情」よりも「企業が載せたい広告」があると考える方が自然です。

もちろん「転職サイトに載っている情報は噓ばかりだ」とは言いません。

求人サイトは企業の噓を隠すような露骨なことはできませんからね。

それでも、私が複数の求人サイトを運営していたときには、広告を出稿する企業から「この文言は消してください」と言われたら、要求を飲まざるを得ないことがありました。

転職支援サービスは確かに便利です。自力で調べても得られない情報もたくさんくれます。

それでも「転職支援サービスがくれるものは、すべて二次情報」という事実を忘れないでください。

「面接や企業とのメールや電話のやりとり」で浮かんだ感情、つまり一次情報の方がはるかに大切です。


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文=佐野創太/「退職学®(resignology)」研究家、メルマガ「キャリアの休憩室」編集長

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