音楽

2025.07.10 16:00

レディオヘッド、キャリアの新たな頂点に ビルボードで過去最高記録を樹立

Gie Knaeps/Getty Images

Gie Knaeps/Getty Images

レディオヘッドは最近、一昔前にリリースした楽曲『Let Down』で新たな世界的ヒットを記録した。この曲は数十年前に発表されたものであるが、数週間前に突如としてバイラル化し、ストリーミングおよび売上の両面で大きな成功を収めた。世界中のファンが『Let Down』に再び注目するなか、このアルバム収録曲の再評価は、彼らの最も象徴的な楽曲のひとつに対する関心を新たに呼び起こしている。

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『Creep』が過去最高位を記録

今週、『Creep』はBillboard Global 200において50位から47位へと順位を上げ、同チャートにおける過去最高位を記録した。これは他のレディオヘッドの楽曲の中でも過去最高の順位となる。

この名曲は2023年5月にBillboard Global 200へ初登場して以降、約2年間、通算98週にわたって同チャートにランクインし続けている。デビューシングルとして30年以上前に発表された『Creep』が、今なお上昇を続けていることは驚異的である。

なお、Billboard Global 200で順位を上げる一方、Billboard Global Excl. U.S.(米国を除くチャート)では2つ順位を下げ、現在は63位に位置している。同チャートにおける過去最高位は52位である。

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米国内でのストリーミングでも健闘

『Creep』は米国限定のランキングでも健闘しており、Alternative Streaming SongsチャートとRock Streaming Songsチャートの両方でトップ10内に入っている。現在の順位はそれぞれ7位と9位である。

『Let Down』がBillboard Global 200へ再登場

『Creep』の順位が上昇する中で、バイラル化したもう一曲『Let Down』も今週、Billboard Global 200へ再登場を果たした。今回の順位は191位であり、過去最高の190位には惜しくも1ランク届かなかった。これで通算3週目のランクインとなる。

また、再び脚光を浴びる存在となった『Let Down』は他のビルボード・チャートにも複数ランクインしており、現在はロックおよびオルタナティブ系の3つのチャートでトップ20内に位置している。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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