アップルはiPhoneの背面にアップルマークを配置している。読者も、実物を見なくともその位置を正確に思い浮かべられるだろう。ところが、最新リークが正しければ、そのアップルマークが移動するという。最初の情報に続いて実績ある別のリーカーも同調し、その反響は大きい。さらに最新報告により、変更の影響も具体的に示された。以下で詳しく解説する。
アップルマークはiPhone 11でそれ以前のiPhone Xと比べてやや下へ移動して以来、同じ位置にとどまってきた。この移動には技術的な理由があった。ワイヤレス充電用のコイルリングは正確な位置合わせが必須で、アップルマークを中央にすえることで視覚的ガイドとしたのだ。
1年後のiPhone 12でMagSafeが導入されると、本体とMagSafe対応ケース双方に組み込まれた磁力リングが、「どこに載せればよいか」をさらに明確に示した。
ところが、リーカーのMajin Buによると、次期iPhone 17 Proではアップルマークがさらに下に移動するという。リークにはどのように見えるかの画像が示されており、少し低い位置にあることで美的観点からの本質的な問題はないが、私は驚きを感じている。
iPhone 17 Pro design: logo moves lower.
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) June 28, 2025
Here's why
Full Article:https://t.co/xeC6d0oBeN pic.twitter.com/Q8QwkT56IL
なぜならリークは、MagSafeのリングは移動しないことを示唆しているからだ。つまり、アップルマークはもはやマグネットの中央に位置しなくなるということになる。
これは直感に反する。Majin Buによれば、MagSafeのマグネットが透けて見えるクリアケースなどでは、アップルマークと干渉しないよう円形デザインを欠けさせる案が検討されているという。
実際に示された画像は、率直にいえば見栄えは良いものではない。同様の感想は他からも出ている。9to5Macのマイケル・バークハルトは、ケース設計についてMajin Buが語った内容を「奇妙だ」と評しつつ、次のように指摘する。「正直なところ、これは信じるべきか迷います。端末上部が一体型カメラバーになるとすれば一応理屈はとおりますが、やはり非常に奇妙です。ただ、iPhone 11でアップルマークが中央になったときも、ケースメーカーが設計を迫られた結果mリークが出た前例があります」
私の直感では、低い位置のアップルマークはMagSafeコイルの移動を意味するだろうと感じている。時間が経つにつれて、より多くのケースメーカーがこれについて決定を下す必要があり、さらなるリークが出てくる可能性がある。



