働き方

2025.07.01 16:00

あなたが「仕事に集中できない」5つの理由、今すぐできる対処法

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4. 絶え間ない中断で、注意力が断片化する

善意の同僚は、集中力を持続させる上で最大の障壁となり得る。一見無害な短い会話でも、長時間にわたって集中力を乱すことがあるのだ。コラボレーションを促進するために設計されたオープン型のオフィスは、注意をそらす視覚や聴覚の刺激が絶えず発生しやすい環境だ。

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作業が中断される可能性がある、というだけでも、認知能力は低下する。脳のリソースがタスクに集中せず、その一部が、周囲の状況に注意を向けることに割かれるからだ。

効果的な解決策:

・邪魔されずに作業したいときは、ノイズキャンセリング機能のあるヘッドホン、デスクに置く小さなサイン、ボディランゲージなどの視覚的な合図を使う
・人があまり通らない場所に作業スペースを設置し、視覚的に気が散る要素を減らす
・同僚に対して、質問に答えられる時間帯を教えておくなど、集中したいという意図をあらかじめ伝える
・同僚が、避けられていると思わないように、計画的な社交の機会を設ける
・短いコーヒーブレイクや、ウォーキング形式のミーティングをスケジュールして、人間関係を維持しつつ、邪魔の入らない作業時間を確保する

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5. 優先順位が定まらず、意思決定が麻痺する

優先順位が不明確、または絶えず変化する状態ほど、集中力を損なうものはない。何に注力すべきか不明確な時には、すべてのタスクが等しく重要に感じられるため、決断疲れや努力の分散につながる。

多くの管理職は、相互に対立しあう優先順位に自分自身が翻弄されることで、意図せず混乱を引き起こしている。従業員に対して期待することを明確に伝えなかったり、すべての要求を、緊急の用件のように扱ったりするからだ。これにより従業員は、常にタスクの切り替えを迫られ、質の高い成果を上げるのに必要な集中力の持続を得られない職場環境が生まれる。

効果的な解決策:

・管理職と、定期的に確認のための時間を設け、どのプロジェクトに最優先で取り組むべきかを話し合う
・具体的な質問を投げかける:「私が今週、3つの作業しかできないとしたら、最も影響が大きいのはどの3つですか」
・1日の初め、メールをチェックしたり会議に出席したりする前に、その日の最も重要なタスクを3つ書き出す
・優先順位が変化した場合は、ただリストに新しい項目を追加するのではなく、優先順位を下げるべき項目について、明確な指示を求める
・優先順位に関して話したことを文書化し、新たな要求が発生した際に参照できるようにする

不確かな世界で、仕事に集中し続ける

仕事に集中し続けることは現実的な課題であり、その難しさは増しつつある。しかし、それは克服できないものではない。意識して環境を整え、優先順位を明確にし、自身のウェルビーイングを大切にすることで、注意散漫を乗り越え、優れた仕事をこなすことができる。

集中力を乱す真の原因に対処し、実践的な解決策を実行することで、混乱をチャンスに変えることができる。たとえ世界が不確実性に満ちているときでも、集中できる瞬間を持つたびに、それはあなたの仕事において、より大きなインパクト、意味、満足感を達成する一歩となるのだ。

forbes.com 原文

翻訳=高橋朋子/ガリレオ

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