複数の「不具合」が報告される
ソフトウェア起業家のダン・オダウドが設立した、マスクの自動運転に批判的な団体「ザ・ドーン・プロジェクト」は、22日にテスラが開始したオースティンでのロボタクシーの運行で、いくつか不具合が生じたと報告した。そのひとつは、「車両が左折を完了できずに混乱し、ステアリングを左右に激しく切った後、逆走した。2車線が空いていたにもかかわらず修正せず、そのまま逆走を続けた」とされている。
Here’s my entire first Tesla Robotaxi trip from start to finish. Ten miles across south Austin. Timestamps in comments. pic.twitter.com/cr6y4z1UWB
— Rob Maurer (@TeslaPodcast) June 22, 2025
また別のビデオには、テスラ車が停車中のパトカーのそばを通り過ぎる際に、2度の不要な急ブレーキをかけた様子が収められていた。ほかにも、乗客から停車を求められたテスラ車が、道路の中央で停止し、乗客を置き去りにする様子を収めた動画が投稿されていた。
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、オースティンでのこれら事例を把握しており、「自動車メーカーと連絡を取り、追加情報を収集中だ」とEメールで語った。同局はまた、テスラの運転支援システムに関する以前からの調査を継続中だと述べている。

