リーダーシップ

2025.06.18 08:00

部下の信頼を失う前に知りたい、「リーダーがやりがちな重大な失敗」5つとその回避法

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優れたリーダーはベストを尽くすことを望み、人々を鼓舞し、結果を残す。しかしどんなに賢明なリーダーであっても、部下を導く上で重大な失敗を犯すことはある。つまり、チームメンバーの満足度だけでなく、リーダー自身の幸福をも損なってしまうような失敗のことだ。

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適切なリーダーシップの重要性については、どんなに強調しても足りない。現代のリーダーは、多大なストレスを抱えている。したがって、どうすればより適切に部下を導けるのか、失敗を減らせるのかを検討することは有益だ。また、リーダーシップをリーダー自身にとって実りあるものにすることも大切だ。加えて、リーダーへの不満は人々が組織を去る主要因の一つであることから、優れたリーダーシップは離職率を下げ、人々のコミットメントと貢献を最大化する上で不可欠な要素だといえる。

リーダーシップにおける5つの重大な失敗

失敗のなかには、最もよく見られるだけでなく、部下への影響が非常に大きなものがある。避けるべき大きな過ちについて5つ紹介しよう。

1. 透明性の欠如

リーダーがやりがちな失敗の第1位は、コミュニケーションにおいて透明性を欠くことだ。

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人材紹介会社Robert Walters(ロバート・ウォルターズ)の調査によれば、「リーダーが情報を隠したために、あるいはリーダーが意思決定の理由やプロセスを説明しなかったために、リーダーへの信頼を失ったことがある」と回答した社員は72%に上った。さらに、「リーダーが不誠実であるときや、乗り気でないのを演技でごまかしているときには、そうと見抜ける」と回答した社員は71%に上った。

こうした失敗を避けるため、リーダーはチームに心を開き、情報を共有しよう。たとえ情報がネガティブなものや気がかりなものであっても、この先に何が起こり得るのかを、チームが把握できるようにすべきだ。これにより、部下の対応能力を向上させることができ、部下の感情にエンパワーメントや統制感といったポジティブな影響を与えられる。

もちろん、リーダーであるからには、機密として保たなければならない情報も存在する。それでも、できるかぎりの情報を共有し、一部の情報については自由に共有する権限がないことをはっきりと伝えよう。こうした行動は信頼構築につながる。

人は確実性を渇望するが、あなたが確実性を提供できることはめったにない。それでもあなたが何を知っているか、どんなことを検討しているか、どんな原理に基づいて意思決定をしているのか、次に起こり得る事態にどう備えられるか、などについては明確に語ることができる。

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翻訳=的場知之/ガリレオ

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